September 2005アーカイブ

宮島へ

久しぶりに神の島、宮島に取材と撮影で行って来ました。

Midroom164.jpg美しい日本の色と瀬戸内海の、秋、目前を見て正直言って日本人として本当に心が和みホッとした時間を過ごすことができました。
若いころは、日本よりも海外のほうが大好きだったし、魅力的だと思っていましたが、今は何故か日本の良さを再確認することのほうが増えてきています。
食事も器を楽しみながら食べられる、和食のほうが何故か飽きないし、安らぐと、どんどん日本人であることを確認している感じ。
そして、人の温かさや月の美しさが日々の忙しくてぎすぎすした気持ちを、本当にやさしく包んでくれるから不思議です。
何百年も前から守られ愛されてきた、神殿や鳥居には神秘的な力さえ感じ、何だか今のばたばたしている自分がやけに小さく、弱く、感じるそんな気分でした。

人は常に進歩し、好きなもの興味の範囲がこんなにも変わるものなんだと、今回の旅は仕事ではありましたが、しみじみ感じ、マダマダ知らないところだらけのこの日本をもう一度見てみたい、しばらくは自分の時間はこの日本の良いところ、美しいところ探しでもしてみようかな?と、心からそう感じた2日間でした。
日本の良いところ知らずして、インターナショナルな人?を気取っていた自分が何だか恥ずかしいなーなんて。
今回の旅が私を、また少し大人に?してくれたそんな感じでした。

ついに今年も40代最後のお誕生日を迎えてしまいました。
若い頃はあんなに早く大人になりたいなんて思っていたのに、この年になると、いつまで元気でしかも前向きに生きていけるのか?楽しく仕事ができるのかと?自分の今後をとても真剣にまた重く考えてしまいます。
そんなときでも仲良しの友人たちは、本当に嬉しいことにきれいなお花や美味しい食事で私のこれからをお祝いしてくれて、私は背筋が伸び、心が温かく幸せな気分になるのです。
そして、今は亡き両親に今年も無事に一年が終われました、そしてこれまで楽しく元気に仕事をしてこられたことや産んで育ててくれたことに今更ながら感謝をしたりしています。
一年一年が本当にあっという間で、毎日毎日がばたばたでそれでも一生懸命の自分や友人がいて、何故かとても有意義で大切な毎日。
多くの方に出会い、学び、一緒に歩き、やってこられた日々がとてもとても大切なこともますます感じられて、(命や健康の大切さ含めて)
ずいぶんこの日の意味が私の中では変わってきた感じです。
年を重ねることで、どんどん自分が見えてくる、育っていけるような人でありたい。
いつの日か大きく深く刻まれた皺がやさしく暖かい女性になりたい、そんな風につくづく思っています。
愛される人、愛する人を大切に、、、、自分の気持ちに正直に、なんて。
それには今年がこの最後の一年がきっと大切なはずです。
見失うことなく、毎日を大切に過ごさなくては。
40代最後、良い一年で終われますように。
Happy birthday to ME..

無いものねだり

若い頃は、自分が何もできていないのに、あれもしたい、これもしたい、また、何もわかってくれない、わかってくれる人がいないと悩んだり、ひとりよがりをしていました。
でも、さすがの40代を過ぎてからは、何をするのも、またできないのも自分しだいと思えるようになりました。無いもねだりを何度も何年も繰り返してみても、そこからは何も始まらないし、何も変わらないということを、いろいろな経験を通して気づいたからです。

例えば、私がいくら何か知的な職業をしたいと騒いだところで、勉強も努力もしなくてはもちろんその資格も取れませんし、仕事として食べていけるようになれるはずも無いのは当たり前のこと。もしも本気でそうなりたいのならば、今日から、今から、寝る時間もなく今まで怠けていた分を取り返すべく机に向かわなくてなりませんし、そういう気持ちが無ければそんなことを軽はずみに言ってはいけません。また、うらやましがってもいけないはずです。

だから、私はこの何年か自分のやりたいことを探すとともに、できることは何か、またできていないことはいかにして補うべきかを、いろいろなやり方で学んできたつもりです。
人から教えていただいたり、本、新聞、映画、ETC、方法はその時の内容や場合によって違いましたが、それなりに努力(好きではない言い方ですが)はしていたつもりです。
そして、それだからこそ自分なりに少しは自信を持ってやってこれたのではないかと、最近やっと少しそう思えるようになりました。

よく他人と今の自分、これからの自分を比べてああなりたい、こうなりたい、どうしていいのか分からない?という人がいますが、そういう人、そう感じた時ほど自分の胸に手を当てて考えてみてください。自分が何かを学んでいるか?学びたいと思い行動を起こしているか?人とばかり比べていないか?と。
なりたい自分になり、やりたい仕事につけるのは並大抵なことではありません。そこには自分を見つめる冷静な目と、常に立ち止まらない気持ちと努力、学ぶ姿勢、受け入れる気持ちが必要です。

さあ、もう一度自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを考えて見ませんか?無いものねだりではなく、本当のなりたい自分になるために。

大人の女

9月が近づいてくると、ミラノコレクションの時期ということもあり、何だかイタリアのページで手が止まります。
そして、最近なぜか気になるのが力強いソフィアローレンの魅力。
この間も偶然観た、映画ひまわりのラストシーンでのあまりにも彼女の美しくてセクシーで強かったこと。
アルマーニ時代にも何度かショーで実際の彼女に会ってはいたのですが、本当に変わらないオーラと迫力、オンナっぷりには頭がさがります。

彼女の強さと、はかなさ、そして大人度はどこから来るものなのか?
彼女の強いまなざしと、グラマラスなボディは何で常に美しく人は感じるのか?
日本人のグラマラスでセクシーな女優さんとは明らかに何かが違うと、ますます感じてしますのです。
中身のある、知的なセクシー。
彼女の波乱万丈で、素直な生き方がとても興味深く、また素敵に見えたりもしてしまいます。。

10年以上前、初めてミラノに出かけたときから、ミラノマダムのように知的でセクシーな身のこなし、隠れた下品、上品でいて危うい感じ、そんな女になりたいと思ってきたのですが、やはりまだまだ足元にも及ばないと感じてしまいました。
生き方が年を重ねるほど顔に出る、上品で下品、、、、な心の余裕と強い自分を持った大人の女になりたい。
意思のある生き方、50歳になるまでに少しでもできるようになりたいなーなんて。
ミラノ行きを前に少し考えさせられた、私です。

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