April 2006アーカイブ

近頃、私のマイブームはなぜかニューヨーク。
この10年近く常にイタリアに向いていたいろいろな気分が、表参道に出来たラルフローレンを見てから、あのニューヨークのマジソン街をミニスカートとスニーカーで歩いていた自分が妙に懐かしく感じられて仕方ありません。
そして、ファッションもなんとなくトラッドでプレッピーな気分。
マリンテイストや、チルデンセーターがやけに新鮮な感じです。
イタリアのミラノとは違い、闊歩して歩く、脇目もふらず、まっすぐに前を見て生きていかなくては何が起こるかわからないそんな緊張感も思い出してきました。あのときからいつかはインターナショナルなビジネスの世界で通用する大人な自分になりたいと強く感じたことを。

あれから、丸6年。
私の中では仕事中心のニューヨークから卒業して、人間的に楽しく生きたいと思うようになりこの何年かミラノマダムが目標、そんな風に勝手に思い込んでいたのですが。
最近またまた仕事中心になってきたからでしょうか、なぜかNYでの仕事をしていた頃が懐かしく感じられる毎日です。機能的で個性的、そして強い意志を感じさせるスタイルも何だか新鮮です。
ストライプのスーツに身を包んだ仕事の出来そうな知的な男の人の隣で、シンプルなシルクの白いシャツを同じようにストライプのスカートやシンプルなニットのワンピースで着こなしたNYのエグゼクティブな雰囲気のマダム?そんなカップルになれたら良いなーなんて想像してしまいました。

10年以上前に感じたNYを今ならどんな風に感じるのでしょうか?
時代と共に流れる空気感、気持ちの変化。
そして自分がそう感じたとき、世の中もそんな風に流れていくことが多いのが不思議です。きっと人はこんな風に周りから何かを感じてそれが人を動かし大きなパワーになり、しいては世の中を動かすような力を生み、流行が生まれるのでしょうね。
きっと、近いうちにやってくるNYブーム、、、そう勝手に思っているのは私だけでしょうか?

お料理つくりは私の気晴らしの一つ。ほっとしながら、楽しんでいます。
忙しさを理由に外食や打ち合わせご飯が続きます。
若い頃はそれが楽しくて、嬉しかった時期もありましたが、今は週に3回ぐらいに抑えるようにして、他の日は家で自分なりに日ごろ外食では食べられない煮物、魚や、野菜中心のお料理つくりを楽しんでいます。
時間をゆっくりかけなくても、今のスーパーには本当に便利なものが多くて少し手を加えれば自分なりに好きな味のお料理ができるから嬉しい感じです。
また、そんなことをしていると仕事のことはまったく忘れることができるし、本当にいい意味での健康、リフレッシュ。

疲れた胃には、ゆでたキャベツや、オクラ、みょうが、アスパラ、スナックエンドウ、こなす、などほんの少しゆでたり蒸したり、いためたりすればその素材の甘みが出て凄く美味しいサラダになったりします。
お料理なんてしたことないよね?といろいろな人に言われる私ですが、何かを作り、自分らしいものに拘る思いは、実はお料理つくり、器、飾り方につながり、自分なりにはかなり楽しんでやっています。
何時間もかけて丁寧に、なんてことはなかなかできませんが、外で食べた美味しいものを自分なりに考え挑戦してみる、何てことも今の私の一つの息抜きだったりして。
皆さんに、作って差し上げることができないのが、残念(笑)なのかも皆さんにとっては幸せなのか?は分かりませんが、今夜もこれから野菜中心のご飯でもつくろーかな?なんて。

皆さんはお料理していますか?

素敵な言葉

素敵な言葉でした。

ファッションは雑誌や映画などを見て真似すること、
スタイルとは自分でつくるもの。

何だか、本当に心からうなずいてしまった、そんな言葉でした。
先日、N.Y.から来日された素敵なお店を何十年もやられている方のある雑誌でのインタビューで聞いた、重くて強い言葉。

確かに私もいつの頃からか自分なりにそんな風に感じてはいたのですが、ここまではっきり言い切られると、とても気持ちよくこれからの自分の目標がまた一つ明確になったそんな感じでした。

若い頃はいつもたくさんのことの物まね、本、雑誌、映画、と良いと思うものは何でもかんでもすぐやってみたガール。そして、周りの反応を見て、似合わない、良いかも、すごくいいかも、新しいかも、そんな風に感じながら本当にいろいろなものを買っていました。
でもそれがいつの頃からか、自分らしいもの、自分のスタイルに拘り、作り上げていった私らしさ。それが今では一番、気持ちよいと感じています。

働くことをまじめに考えるようになり、また自分が会社の代表として意見を言わなくてはならない、決めなくてはいけない仕事、責任などが増えてきた30代以降はますます、自分らしさと、お目にかかる方との距離、話す内容などを考慮して、ある意味自分らしさを守りつつ、敬意と品位を感じられるようなスタイルを心がけるようになりました。
そして、今は時々自分なりにそのスタイルを崩したり、よりグレードアップしたりしながら楽しんでいます。ここに行き着くまではたぶん15年以上がかかり、家が一軒は軽く買えるぐらいの金額を自分に投資したことになったと、自己嫌悪と自我自賛しているそんな感じですが。

つまり、スタイル探しは自分探し。強いては自分の能力の開発だと思っています。
そう思うと、毎朝、その日に着ていくものを決めるのはなんとも重要で大切なことか。
そう思うと楽しみがまた増えた、、、、そんな嬉しい毎日です。

お店つくり

お店作りは楽しい、商品選びはうきうきする。
最近私の仕事に増えたことの一つ。
商品が出来てからお手伝いするのももちろん好きですが、やはり最初から関わると余計にその商品のこと、歴史、デザイナーの人の夢、思いなどが分かって嬉しくなってくるから不思議なものです。
なぜその色、何でそんな形、長さ、細さなど、気になること、知りたくなること、拘ることだらけ。
でも、いつも最後は自分が好き・嫌い?欲しい。持ちたい?着てみたい?と自問自答が始まります。

売れることは確かに大切ですが、嫌いなもの、納得のいかないものは自分の仕事としてやりたくないし、作りたくない。
そう思うと、あのエストネーションを作った時のことが思い出されてきました。
自分が欲しいもの、着たいもの、差し上げたいもの、使いたいものを見つけたい、あのときのあの熱い思い、拘りが自分の中でどんどん大きくなってきます。
仕事なのに何だかとっても楽しい気分。
嬉しい気分、きっと分かってくれる人は多いはず、気に入って欲しいと思ってくれる人がいてくれるはず。
そんなことを肌で感じながら、新しいお店の中が見えてきた感じです。

大人の楽しいお店、クールで可愛くて、セクシーな着こなしの出来るもの、、、、満載?
そんな楽しいお店が、そう遠くない時期に東京にお目見えする予定です。
皆さん、楽しみにしていてくださいね。

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