December 2006アーカイブ

今年も本当にあとわずか?何でこんな毎年一年が早いのかと、、、憂鬱になってしまいます。
そこで、今年一年を振り返って自分の中で一番楽しかったファッションの仕事はなんだっただろうか?と考えてみました。すると、この半年かけて、ある会社のイメージングアップのお手伝いをしたことが浮かんできました。

その会社はもうすぐ、上場を目指し会社全体のイメージングアップを考えていました。
会社の内部、例えば什器、会議室やインテリアの見直し、受付の方のユニフォーム、社員の方のスタイリング、ボードの方のスタイリング、会社概要用の写真撮影、その仕事は多岐にわたり、また社員の方がたとの連携やコミュニケーションを密にとり、現状、内情、理想などいろいろと考えては会議を続けてきました。そして、この12月に社員の方全員の前でその具体的なスタイルをまずは社員の方自らがモデルとなったファッションショーという形でプレゼンテーションしました。また、同じ日に役員の方々全員が社長も含めてモデルとなり、新しいスタイリングで登場。これからの会社の新しい方向性を皆さんにプレゼンテーションとビジョンを示すお手伝いをさせていただきました。数週間前から、皆さんと一緒に何度もコーディネートを考え、お買い物のお手伝いをしたり、リースをしたり、私自身のものも貸したりと本当に手作り。そして、前日には皆さんの歩き方のレッスンなど、皆さんはじめてのことばかり。私も当日はその会社の皆さんの前で今までやってきたこと、これからやりたいことを、そしてやらなければならないことを発表しながら、そこにそのスタイルを実際身に付けて歩いて出てくる、そんな感じ。生まれてはじめてヘアメイクをした、ファッションショー。あんなに自信がないとか、上手に歩けなかった皆がとても綺麗に、かっこよく胸を張って出てくるではありませんか。そして、社員の方の大きな拍手。なんだか、嬉しくて胸が熱くなった瞬間でした。ファッションとはこんなにも人を楽しく、また嬉しく、ハッピーでやる気にさせる不思議な力を持っているんだ、、、なんて、本当に仕事をご一緒してよかった瞬間でした。いつまでも、あの時の気持ちを忘れずに、感激を失わず、一緒に仕事をしてきた皆さんに感謝でーーす。素適なお仕事をありがとうございました。

来年2007年も、素適な一年になりますように。
そして、ミッドルームを読んでくださった皆さんも、良い年をお迎えください。

MIDORI

何がほしいの?

クリスマスが近づくと、今年は何がほしいの?よくそんな会話をします。
昔はあんなにほしいもの、買いたいもの、着たいもの、身に付けたいものがたくさんあったのにこの数年、なかなかその答えが見つかりません。決して、お金持ちになって何もかも手に入れてしまったわけではないのに、何だか寂しい気持ち。きらきらしたもの、高価なもの、よく雑誌で見るブランド物も、今の私には自分らしくなく何の魅力も感じることができません。00のコート、ダウン、バック、指輪、時計など、情報があまりにも周りにあふれているからでしょうか、それだけでお腹が一杯な感じ。

一番ほしいものは、ゆっくりしたひとりの時間、好きな人と過ごせる時間、大好きな仲間と騒げる時間、、、、お金では何一つ買えないものばかり。今はいない、母や父とももっともっとゆっくり過ごしたかったし、親孝行をする時間がほしかったなーなんて、いまさらながら思ったりして。世の中ままならないものですね。
この年齢になるまで、一生懸命働いて、少しはお金にも余裕ができたはずなにの、その時にほしいものがお金では手に入れられないものばかりだなんて。
クリスマスはそんな心の声に、いつもはっとしてしまう私です。

皆さんは、何かほしいものはありますか?

今週はなんだかバタバタで、睡眠時間もかなり少なめ、いつになくハイテンションです。
夜の食事も忘年会という名のものが増え、胃腸が唯一の弱点の私はかなりやられます。その上、クリスマスという日は私の中で何故か特別でどうしても誰かに素適なプレゼントを探さなくては気がすまない?そんな気持ちで焦ります。一年の締めくくり、自分にとっても自分の大切な人たちにとっても笑顔で終われるようでありたい、そしてその気持ちが来年の活力になるような思いもあったりして。

今年できなかったこと、来年やりたいことはなんなのだろうか?自分のこれからをかなり重く、深く考えます。
仕事をしているだけなら、常に自分勝手で良いのですが、身内のことなどそのほかにもやらなくてはならないことが実は山盛りです。やらなくてはならないとは分かっていても、仕事に追われて自分の周りで起きていることや私が動かなくては処理できない実家の問題など、、、大人になるとやることが多くなるんだなーなんて、今まで親に甘えて何もやってこなかった自分を悔やんだりして。母が元気なうちにもっといろいろやっておいてもらえば良かったなーなんて、何でも家のこと母任せの甘えたい病がみえかくれ。なんだか、動きが鈍くなってしまう感じです。それでも、今となっては私がやらない限りは何も始まらず頑張らなくてはなりません。

今年こそは?来年こそは何とかしなくては、、、と思って今から少し準備を始めています。
そして、2007年はまた晴れ晴れとした気持ちと笑顔ではじめたい気持ちで一杯です。
大人になると何役もやらなくてはならないことも、楽しみながら。

今年の私の仕事の中の一つにマックスマーラで実施した、キャリアファッションアワードという働くときにも輝いている女性を応援するという仕事がありました。同じように働く仲間として、勇気を与えてくださったり、元気づけられたり、そんな素敵な女性たちを見つけ一緒にこれからの日本で頑張ろうというそんな素直な気持ち。自分が仕事を始めたときに目指した上司、お手本となる、見習いたい女性を探し、時には苦言を、時には背中を押してくれるような一言を求めていた25年くらい前。近くにそんな女性の先輩がいてくれたらどんなに嬉しく、どんなに頑張れたことでしょうか。いろいろな分野、会社で自分らしい仕事の仕方を確立しあたらしいことにトライしている彼女たちは本当に輝いていました。生きていること、働いていることを楽しみそして、決して頑張りすぎることなく皆で大きな目標に向かい働いている姿は同じ女性としても誇りに感じます。そして、強く感じたこと、輝いている人は仕事も生きることも楽しんでいること、そして自分らしい目標やビジョンを持ち続ける強い意志を持てること、男性女性と区別することなく人として周りの人と接し仕事もできることなんだなーなんて。

この日のイベントは、私に勇気と人に対する優しさ、思いやりの大切さをあらためて教えてくれた感じでした。
自分らしく生きるって大変だけれど、楽しいことなんだということも。
皆さんの周りにもこんな輝く先輩いませんか?目標となるような。

11月末に始めてベルリンという場所に仕事で出かけてきました。
東と西が統合されてとてもパワフルになった、この新しいドイツは本当に私には新鮮に写りました。昔からミラノ、パリがファッションの中心地、そしてそこに出かけていたと思いこんでいたのですが、行きに、あるガイドを呼んでいるとヒットラーが現れるまではこのベルリンが実はヨーロッパの文化の中心の地だったと書いてあるのを読みながら、うきうきした気持ちで出かけたのです。そしてそこで見た、歩いた、訪ねた素敵な美術館、建物、街のレストランやカフェ。。。。今までにみたヨーロッパとは何かが違い何かが懐かしいそんな感じ。もしかしたらあの古い建物のテラスではヒットラーが演説をしたのでは?とか、この少し暗い道を森鴎外は誰かを恋しく恋焦がれて歩いたのでは?なんて何だか、自分があたかもその時代やその時にタイムトリップしてしまったようなそんな身近な感じがして、少し懐かしく少し刺激的と、とても不思議な思いで過ごしていたのでした。いつも、感じる異邦人的な気分ではない何かちがう感じ、、、その理由は映画の影響や、NEWSでよく見る昔のドキュメントなのかは分かりませんが、不思議な気持ち。そして、乗り継いでいかなくてはならないこの街をもう一度、今度はゆっくり時間をかけて見てみたい、そんな思いで一杯でした。
あたらしいもの、ところ、との出会いはいくつになっても、私の五感をいい意味で刺激してくれてとても嬉しいものです。そして、この気持ち、このわくわく感がある間は仕事をやめられないなーなんていつも感じるものです。何だか、新鮮なものを自分の中で見つけて帰ってきた今回の出張でした。

皆さんは最近、何に刺激されわくわくしましたか?
この気持ち、忘れたくないものですよね。

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仕事で輝くために大切なこと

今まで働いてきて感じたこと、悩んだ日々、迷った時間、その一つ一つが今の私の大切な財産、そしてそんな私を支えてくださった多くの方々に感謝と、愛をこめてこの本を書きました。

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