October 2007アーカイブ

今年はなかなか紅葉になりませんね。秋になると、必ず歩きたくなる銀杏並木も今日はまだまだでした。
子供の頃、母の実家が神宮前ということもあり、従兄弟たちと、あの銀杏並木で遊んだり、落ち葉拾いをしないと冬が来ない私としてはこの毎年の暖冬はなんとも悲しく寂しい感じです。そして、少しづつ洋服を重ねていく楽しさや面白さも最近では季節感もなく、年中同じものを着ている、、、そんなことでいいのか?なんてついつい一人考えてしまいます。

四季を重んじる、日本人の心もこんな感じでは、忘れ去られてしまうのもしょうがないなーなんて思っています。
それでも、何年か前から海の側に家を借りていると、週末ごとに水が冷たく感じられたり、空気がひんやりと胸いっぱいになったりと、自然とは知らぬ間に変わっていくものだと思ったりもしています。11月になり、仕事もすこし落ち着いたこともあり、最近の私の夢はなんといっても温泉?か香港に美味しい中華を食べに行きたいナーなんて妄想?していたりして。でも、実際はなかなかそんな時間もなく、昨日の夜は家のバスルームにアロマのバスバブルスとアロマキャンドル、その上バカラのグラスに少しだけアルコールを持って、、、、、なんと簡易おしゃれプライベートスパでのんびり。ほんの短時間ではありますが、楽しいひとときを我が家で、過ごしたりしました。若い頃は時間はたくさんあったけれど、今はなんといっても自分の時間がない、休みがない。一生懸命働いて、少しはお金はできたはずなのに?なんとも残念(笑)。こんな、自分の家の中でチョコッとできる超プライベートな楽しみが精一杯なんて。働き者は辛いなーなんて、自分で自分を励ましたりしています。
そして、仕事が趣味?な私としては後2ヶ月を頑張って乗り切らなくてはと、渇を入れます。

でも、きっとまた今夜もひそかな楽しみプライベートスパIN マイハウスに行きたくなっちゃうんだろうなと、、思っていたりして。
皆さんも、無理なさいませんように。

日本は美しい

先週は毎日、毎晩、イタリア人の方々と仕事をしそのたびに日本らしいところでご飯が食べたいとの事、、、、でしたので、お寿司に懐石、そして日本らしい庭園の美しいところを探しては皆で出かけていました。初めて日本を訪れた人がほとんどだったこともあり、皆はデジカメ片手に本当に楽しんでいたし美味しい美味しいと微笑んでいた顔が印象的でした。そして、極め付きはなんといっても日本人のきめ細かいおもてなし。お辞儀の仕方や、送り迎え、どれをとっても彼らには気持ちの良い優しさに感じてくれたようでした。そして、季節を感じる食事の飾り方や食材も何だかとても新鮮にそして繊細に見えたようでした。食器の大きさ、色合い、何から何まで、これは何処で買えるの、これはなんていう名前?何処で作っているの?と質問詰め。答えるたびに関心したり、うなずいたりの繰り返し。日本人の私には普通のことがこんなにも素敵で、美しく優しいことに映るなんて。とても嬉しくなりました。

日本人の心を最近は忘れた人が多くなった、日本らしいところも減ったとよく言われていますが、、、、まだまだ捨てたものでもないなーなんて感じたりして。
そして、私も忘れてはいけないこの日本人の心を、彼らと一緒に思い出したりして。
何だか、とても楽しくて素敵な時間を過ごせた毎日でした。

これからの時期、東京もとても紅葉で美しくなる時、そして美味しいものも増えてくるとき、日本人として、そんなところをゆっくり味わってみたい気持ちになりました。
日本は美しい、、、、この国に生まれてよかったと感じた日々でした。

イタリアの皆さん、そんなことを思い起こさせてくれてありがとうございました。
また、日本でお目にかかりたいものですね。

最近持病が?

忙しくなったり、時間が不規則になると必ず一番に弱るのが、私の場合は胃腸?
今から17年くらい前に、バーニーズの日本初上陸の仕事をしたときも、海外との時差で体のリズムが壊れてしまい、なんとその時は十二指腸潰瘍という恐ろしい事態に発展し、人生であんなにやせたことはなかったというところまでいってしまいました。それが完治するのになんと6ヶ月 食生活の見直し、気持ちの見直しとなんとも大変な半年でした。あれから、私は自分の体の中で一番弱く、いたわらなくてはならないところとして、この胃腸をかなり意識した生活をしています。

でも、今回も何だか忙しい毎日が続き、食事の時間もきちんと取れない日が続くとやはり一番壊れ、昨日は仕事の移動の合間のマツモトキヨシに駆け込み、何とか人間に戻れたそんな感じでした。そして、あと少し、もう少しと励ましながら、そしてだましながら仕事に向かいます。こんな生活いつまで続くのか?とか何年同じ事を繰り返しているのか?と時々自分で悲しくなる時もありますが、拘ることも、仕事の一部と思うようになってからはこんな日が続いています。
でも、この拘り、自分の首を絞めるようなこと?もきちんと終われたときにはやはり自分なりのやりがい、達成感も強く、そこからまた新しいことに挑戦したい自分が生まれてくるので、なかなかやめられないそんな感じでもあります。でも、この数日はやはり体はかなりやられているらしく、胃腸はなかなかよくならず、常に薬と仲良しです。そしてそれと同じくらい大きな宿題、課題とも一緒です。
良かったーお疲れさまと皆で笑顔で言えるときまで、もう少しです。

体をいたわりながら、がんばりまーーーす。
皆さんもお体を大切に。

自分らしい生活

人は年を重ねると、自分の知らないものやみてきたものよりもより自分らしいもの、生活の仕方を考え、見つけるようになるものです。海外生活を一度でも経験した方や、旅行などに興味のあるならより自分の生活を豊かに楽しく、また刺激を受け感じたものを手に入れたい、近づきたいと考えたり悩んだり、探したりを繰り返すような気がします。
私個人も、80年代からNYに仕事の関係で何度も出かけた頃は、完璧なキャリアウーマン志向、持つもの、食べ物、見るもの、そしてもちろん着るもの全てがか格好よく見えて一生懸命強い女性を目指していたものでした。そしてその頃から、気になりはじめたインテリアや部屋に飾る写真など。外見にだけ拘っていた自分から、永く生活する自分らしい空間とは何なのか?またNYではやっていたスタジオタイプの部屋?とはどんな感じのものを言うのか、と真剣にいろいろと探したものでした。今でこそ、誰でもが知っているウッドのブラインドや、あえて照明を暗くしスタンドや、ダウンライト、キャンドルを使うようになったのもその頃だったように思います。

そして90年代に入るとイタリアの仕事をするようになり、ソファーやリネン、カーテンにテーブルセッティングなど、部屋の中の色、素材にこだわり、洋服を選ぶのと同じように海外に行くたびに見たり集めたりしたものたち。シンプルな革のソファーや、インテリアデザイナーの名前を覚えだしたのもその頃だったかも。
そんな風にひとつ一つ自分の好きなものを探しながら、楽しんいでいきたい感じいつの日か、本当に自分の好きな空間、物に囲まれて暮らしたい。そして、大好きな太陽、風、綺麗な空気を胸にいっぱい吸い込んで、、、、毎日気持ちの良い時間を感じたい。

忙しい時期には特にそんなことを考えている、わたしです。

今年も恒例のミラノコレクションに出かけていました。
世の中的には、暑い日が続いていて、今年のコートや秋のお買い物計画もまだまだなんて方も多いと思いますが。でも、ミラノはすでにもう来年の春夏が始まっていました。
来年は何だか綺麗な色、タイトなシルエット、とやさしくてシックな感じ?が新鮮でした。軽くてシャープなもの、それでいてエレガントなもの。と見れば見るファッションについてどんどんわがままで貪欲になっている自分がいます。スタイルや生き方、そしてお洒落については国籍も年齢もすべてが関係ないと感じるこの数年。いつのまにかなりたい自分も、多種多様?だからでしょうか、なかなか欲しい物が見つからない日も続きます。若い頃はあんなにブランドも、ほしい物、着たいものもたくさんあったのに、何だか残念です。でも、コレクションを見るときだけは、やはり少しうきうき。そうね、あの感じ、来年は来るかもね?あの色ね?今の気分かも?懐かしいかも?なんて一人で評論家きどりです。
でも、以前にも書いたように美しいものは人を楽しくしてくれる、勇気や元気、楽しみを与えてくれるのは本当です。私がいつも元気なのは、たぶんこの年に二回のミラノコレクションを見ているおかげかも?なんて思ったりしています。

いつまでこの仕事を続けられるか分かりませんが。来年の春には0000を着てみようかなーなんて気の早い、楽しい気分です。そして一生懸命デザインし、洋服を作っている人のパワーをコレクションを通じてもらったからかもしれません。

来年も、素敵にお洒落を楽しみたいなーとこのコラムを書いている私です。

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