July 2001アーカイブ

今回は、私の友人の中で、一番オシャレに前向きな人を御紹介します。彼は、三十代の後半、身長175センチ、体重たぶん66キロ、イタリアサイズでスーツは48、一年間に洋服の為に支払う額、推定するところ○百万円以上。

私が知り合った頃の彼はある外資系証券銀行の投資銀行部というところで、毎日とてもハード、その上難しく、厳しい仕事をしていました。毎日世界の市場を見ながら、日本の会社と海外の会社を結びつけたり、また海外から日本に進出したい企業の後押しをしたりと緊張感の高さも半端ではなかったように見えました。ですので、もちろん、働く時の基本はスーツ、色は地味な物を選んでいたようですが、その素材や仕立ての良さにはとても拘って着ていたようでした。ですから、そのスーツやシャツの値段もかなりのものだったと聞いています。そして、シルエットもシンプルでスマートに見えるものを選び、誰が見てもエグゼクティブな雰囲気でした。そんな彼が、1年半ほど前、ある決意を持って、友人、何人かでe-Bubiness関連の会社を立ち上げました。そのとたん、男の人でこれほど違うスタイルに変われるのかと思うほど、カジュアルにそしてモードなものを着るようになりました。会う人が変わったということが大きな理由だと彼は言っていましたが。

ジルサンダー、プラダ、バーバリー、チビディーニ、ラム、など今やトレンドなモードのページには必ず登場するブランドは、もちろん全てといって良いほど試し、また買いはじめました。ノータックのパンツ、細身のTシャツ、ベストやブルゾン、レザーのジヤケットにいたるまで、今までとはまるで違うすごい変身です。

私も何度かこのお買い物に、参加させてもらいましたが本当に吃驚しました。彼の財力はもちろんのこと、30代後半の男の人でこんなにも自分をかえれることができること、本当に頭が下がる思いでした。女の人も、男の人もどうしてもこのぐらいの年齢やキャリアを持つころになるとコンサバになりがちです。いままでの自分のままでいいと思ったり、面倒くさくなってしまい、新しいことをなかなか受け入れにくい人が多いものです。それを彼は、いとも簡単に、又楽しそうにやっているのです。

ちょっとブランドに支配されている所はありますが、でもこういう男の人がどんどん増えてくれると嬉しいものです。仕事によって自分のスタイルを変えられる、柔軟性のある仕事人。
こういう人が新しいエグゼクティブかもしれません。Hさん、この次は、エストネーションでコーディネートのお手伝いをさせてください。より上級者を目指して。

これから10回位は私のまわりにいる素敵に生きている・働いている人達について書いてみます。

その一人目は・・・私の親友Mさん。(彼女は現在、某テレビ局の経理の仕事をしています。)
彼女は、私が20代の時に働いていた会社の先輩でした。年齢も私より3~4歳上というのに、とても知的で女らしく、その上、可愛いらしい雰囲気、それはこの20年間ほとんど変わってないし、最近はますます年相応のゴージャスさも加わって会うのが毎回とても楽しみです。

お洋服も持ち物も金、銀、財宝にいたるまで全てが一流品・・・であったりブランド物だったり・・・驚くことばかり。でも彼女が持つと全然嫌味にならないし、自然に見えるのがとても不思議です。それは彼女のスタイルがきちんとしているし、生活レベルとしての裏付けもあるし、たぶん働き方までもが自然に表れているので、そこにある物、選んだ視点、身につけ方がとても彼女らしいのでしょう。

若い頃はもちろん全てそういう感じではなかったかもしれませんが年を重ね、仕事もして(たぶん恋もしている?)こんな風な大人の女性になれたらどんなに素敵でしょうか。

私が”身の丈にあった”という言葉をよく使うのも、こういう女性、大人になってほしいと(ほんの少し先輩の私は)皆さんに伝えたいからです。そしてそうなれるように、結婚しても仕事や自分の好きなことをがんばって続け、生きがいを持つことがより魅力的になる秘訣ではないでしょうか。

彼女の財力には、とうてい追いつけない私ですが、可愛い女性いうのはいくつになっても、又同性から見ても幸せな気分にさせてくれるものです。

Mさん、これからも仲良くして下さいネ。そして一緒にかわいく、元気に働くオバアさんになりましょうね。

犠牲にしていることや、出来ていないことが働いているとどうしてもいくつかあるということを、書いたことがありますが、今から4年ほど前の11月、私にとってはとても驚くことがおきました。

それは、母のガンでの入院でした。
私の母は、何代目かの江戸っ子で、本当に元気で明るく強い、弱音を吐いたことのない人です。仕事もしていましたけれど、家のことで手を抜くこともありません。父親もかなりのワンマン、それにも上手に仲良くやっている、その上、週に3回の美容院でのセット、いつもきれいにお化粧もしていましたし、マニキュアもとても気を使っているそんな人です。
ですから、私に対しても女の人は汚くてはいけないとか、品が悪いのはだめとか、肌の手入れが行き届いていない、髪の毛もだめなど、かなりいつも厳しいチェックです。そんな彼女が、いつもならば週に一回ぐらいは電話してくるのに、(この時は、私もアルマーニに移ったばかりでばたばただったこともありますが、彼女のことはすっかり忘れていたのですが、)ちょうど、アルマーニ氏が帰国したその日の午後、久しぶりに電話がかかってきたのです。

「無事に、終わってよかったわね。お疲れ様。ところで、私は今、入院しているの、たぶん検査と言うことでいるのだけれどガンだと思うので時間が出来たら来てくれない。」と言う事でした。私は、目の前が真っ暗になりとにかく、病院に向かいました。そこでまたまた、驚くことがありました。「○○号室の家の者ですが」というと、「娘さんはいらっしゃらないとお母様からは聞いています。カルテにも連絡先は、近所の親戚ですし・・・。」と看護婦さんも不信のまなざし、私は、「兄のことも母は何も言っていなかったのですか」とあまりのショックで尋ねると、「はい、どなたもいない、自分で全部なさると言われてましたので。」

何でなの、私はだんだん悲しくなってきて、母の病室に行き、彼女に聞いてみたのです。すると、「だってあなたは、会社を変わったばかりだし、兄には私に話してから言うつもりだったし」と平然と言われてしまったのです。そして翌日、私と兄はもちろんお医者様から呼び出しを受け、今後の対策を相談しました。その時も母のカルテには、必ず告知をして欲しい、自分で決めたいと書かれてありましたので、途中からは母も含めて話し合うことにしました。そして、もちろん全て決めたのは彼女自身でした。

そのときの、自分の微力さと本当にこのまま母親が死ぬようなことがあれば、あまりにも親不孝の連続をどうしたら言いのだろうかと、本当にあせってしまいました。
私は23歳の時に父を無くしていますが、そのときは子供だったので失うことはとても悲しいと言う気持が先行していましたが、この時はそれとはまったく違い何か出来る事はないのか、このままだったら、本当に昔から言われているように、“親孝行したい時には親なし”そうなりたくない、そんな気持で一杯でした。

皆さんの中にも、たぶんこういう経験や気持になられた方はたくさんいらっしゃるとおもいます、本当にこのときほど自分が情けなく感じたことはありませんでした。
そして、母親の強さには到底かなわないなともおもったものでした。

あれから、4年、母もずいぶん、元気にはなりました、でも以前のようなわけにはいかないらしく、のんびり暮らしています。そして、私はますます忙しくなり、会えない日々がまた増えてきています。ほんの1時間ぐらいの距離なのに。一体いつになったら、彼女を安心させ、また喜ばすことが出来るのでしょうかと、最近考えてしまうのです。
そして、やっと少し余裕が出来た頃に、こんな風になる、人生とは皮肉なものです。
ですから、皆さんも、後悔しないために親孝行を思う存分することをお薦めします。

私は、この一週間で男の自信は顔に出るといういう事を痛切に感じました。
それは、エストネーションのタイアップのページを作るのに、4人の働く30代から50代の男性にお目にかかりました。知り合いの方からご紹介された方あり、また仕事でお目にかかってその方の雰囲気がとてもいい感じだったので出演を依頼したりと理由はさまざまでした。
もちろん業種、ポジション、サイズ、職歴、家庭環境にいたるまで全てが違うとても興味深い感じ。でも、不思議なことに皆さん、撮影当日、カメラの前に立たれるととても自信のある、そのひとなりの顔が見えてくるのでした。
普段お話している時は、とてもソフトな雰囲気なのに、カメラの前では強い意志や自己主張が感じられた方、またお目にかかったときはなんだか年齢よりも上に見えていたのに、カメラの前に立つと、かわいい感じ、などいろいろな発見がありました。そこで、感じたのですが、男の方は私達女性のように、お化粧でごまかしたり、隠すことが出来ません、本当に素のままの自分で勝負するしかないので。ますますその人となりが現れてそれがプラスになったり、マイナスになってしまったりとするようです。でも、仕事ができる男の人、魅力的な人というのはそれを全て自分で受け止められる力を持つ人ではないかと思いました。年齢が幾つであっても、責任のある仕事をしていれば、やはりそれなりの貫禄も備わってきますでしょうし、話し方も変わってくるはず。そして、それがそのひとなりのスタイルになるのでしょう。

すこし、話は飛躍してしまうかもしれませんが、今人気の小泉首相も、何ヶ月前の顔とは全然違う自信に満ち溢れた、実にエネルギッシュな感じがすると思いませんか。私のまわりにも、若い頃はあまり女の人にもてなかったのに、40代に入って仕事がとても成功したとたん、彼の人生はばら色に変わりモテモテ。そうなるとますますいい顔にはなるし、いい服も着るし、人間はこうやって変わっていくんだなと、面白く観察したことを思い出しました。

皆さんのまわりにも、将来いい意味で変わる要素のある方は必ずいるはず・・・・人生って面白いですね。

先週の水曜日の夜、このミッドルームのメンバーを集めた第2回編集会議兼パーティを、広尾の某プライベートサロンで開きました。今回の出席者の方はもちろん、3月から書いていただいているメンバーと、これから書いてくださると言う高い志をお持ちの総勢35名でした。
そもそも、何故このホームページをはじめたかというと、もちろん私達のこれからオープンするエストネーションを理解し、是非考え方やもの作りなどを知っていただき、お店のファンになって欲しいというきわめてお仕事的な目的。
そして、もうひとつは、大人になって行くと仕事以外でなかなか人に会う事や、ましてや異業種の方などと交流を持つ機会などはほとんど皆無。そこでまったく営利目的をもたない、また学生時代の友人とは違う新しい人達との出会い、発見を応援したいと思ったからです。
人は何かの縁で出会い、そして広がっていく、いける事がとても意味があると感じたからです。
大人の男、女の人達だからできる、心地よい時間、空気、そして余裕を、この東京で作って見たかったのです。

この編集会議兼パーティも、1回目よりも2回目、そして3回目と会を重ねるごとにお互いまったく知らなかった人同士が、とても仲良しになってきたり、オシャレになったりしていて、メンバーの方よりもほんの少し?年長の私は、見ていてとてもとても嬉しい気分になって、一人でつい二ヤ二ヤしてしまいました。
そして、それが本当の意味での、大人のコミ二ュティだと思えるのは、私だけでしょか。日本人は、貧しいとか、遊ぶのが下手だとか、パーティ嫌いだとかいろいろと言われてきましたが、ほんの少しの時間を、こんなにも楽しくて有意義に過ごせるのならば、なんて素晴らしいことでしょう。みんなが、とてもリラックスしていて、その上、顔が自然にニコニコしているそれがとても重要なのです。

もちろん、好きな人とだけ会いたいという気持や、気の合う仲間とだけすごせればいいということもありますが、たまにはこんな場を皆様も作ってみてはいかがですか。
本当の意味で大人の方ばかりだと、全然手もかからないし、またいろいろな業界の話や情報も聞けて勉強にもなるし・・・・・もしかして恋におちるなんてこともあるかもしれないし。(考えすぎかしら)

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そんなヒントとアイディアを一杯つめこんで書きましたので是非参考にしてみて下さいね。

仕事で輝くために大切なこと

今まで働いてきて感じたこと、悩んだ日々、迷った時間、その一つ一つが今の私の大切な財産、そしてそんな私を支えてくださった多くの方々に感謝と、愛をこめてこの本を書きました。

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