July 2002アーカイブ

皆さんは、最近こんな経験をしたことはありませんか。
例えば、「おはようございます。」が、自然に言えない人、何かをやってもらっても「有難うございます。」が言えない人、人に迷惑をかけても「失礼しました。」とか、「ご免なさい。」という言葉が出てこないなど、何だか驚いてしまう事が良くあります。毎朝、電車通勤していても、平気で人にぶつかり何もないようなへっちやらな顔をしていたり、「失礼します。」と言っても全然よけてくれなかったり、周りに気を使う素振りもない、混んでいるのに真中にどーんと仁王立ち、何だか私の常識では考えられないような人、光景に毎日遭遇します。それも若い人ばかりではなく、きちんとした大人の人やキレイにお化粧した素敵な女性など、一体この人達はどんな風に育てられてきたのだろうかと聞きたくなってしまいます。子供の頃、親や学校で挨拶、礼儀、そして人に対する心配りや尊う気持ちなどを学ぶ機会は誰にもあったはず。もちろんその時は、面倒くさいとか、うっとうしいとか思った事はあったにしても、いざ自分が大人になり社会人になってみると、とても重要なコミュニケーションだったと改めて自覚したものでした。それが、最近はどうでしょうか。もちろん毎日忙しいし、自分のことで精一杯な事は分かります。でも何だかそれって間違っていると思いませんか。

海外に行くと、“excuse me” をいろいろな場所や場面で耳にします。
それは、多くの人種、国籍が住む社会構造の中では他人にぶつかるような些細なことで、命を落とすような事件にまで発展しかねないと、海外に仕事で行きはじめた時に教えられて驚いたものでした。まぁ、これはかなり極端な例かもしれませんけれど、何だかとても納得してしまったものでした。でも、本当に最近は自分ことしか考えていない、見ていない人が増えていてビックリ。だって必ずと言って良いほど、電車の中で必死にメイクをしている女の人はいるし、皆に見られていても、またどんなに混雑していても全然平気で自分の顔つくりに熱中しています。何だか周りにいる私たちの方が恥ずかしくなってしまって目のやり場にも困ってしまいますが、おかまいなし…。

これこそ自分しか見えていない、考えていない究極の光景。こんな状況に接するたびに何だか悲しい気持ちになるのは私だけでしょうか。もちろん、このような人すべてが仕事が出来ない、思いやりがないとは思いたくはありませんが、元来、大人というのは、周りの状況や自分の置かれている立場、そして人に対しての心配りができる人の事。そしてそれが出来て初めて一人前の社会人、大人の男・女として認められるのではないでしょうか。と、私は思っています。

お化粧をするようになって、既に15年以上が経ち、最近はどんどんしないでいれたらどんなにいいのだろうかと、考えるようになってきました。シミもシワもますます増え、本当は素顔で人前に出る事はとんでもないという気持ちもあるのだけれど、何故だかそのほうが気持ちのいいときもあったりします。特に、口紅はこの何年もよほどのことがない限り、仕事の場では塗らない事が増えてきています。

10年前は仕事をする時に真っ赤な口紅を引き、そうする事で仕事に向かう気持ちも強くなる、やる気がでてくるなんてことを、人にも自分にも言い聞かせていたのに、どうしてこんなに変わってしまったのでしょう。確かに若い頃は何をしても、何を着ても、もちろんキレイですし、逆にしなくてもキレイ。でも年々すればするほど、老ける、疲れて見えるという事実。このアリ地獄のような状態から何とかして抜け出したいと思ったからでしょうか。それに、最近ではどうも自分の顔でこの口紅をした、フルでメイクした自分というのがとても嫌いだし苦手なのです。そして私にとってこの行為はある意味で、他の人との差別化に思えたり、自然で気持ちのいいスタイルにもなり、リラックスできる仕事もできる…、そんな風な感じなのです。

そして、こんなふうに自分の見え方、見せ方を変えていくことで実は自分を刺激し続ける事、見続ける事をやめないこと、このことはとても難しいけれど、愉しい事でもあります。若いころは人の視線や、どのように思われたいか、思われているのが良いのかなどを真剣に考え、また悩んだりしたものですが、最近やっと自分のスタイルを見つけることが出来たと思えたからかも知れません。そして外見や第一印象の大切さはもちろん無視する事は出来ないけれど、内面や生きていく姿勢そのものが重要だと気がついたのです。それが、そんな世間への小さな抵抗…、この口紅を塗らない自分の顔なのかも知れません。

お化粧をまったく辞めてしまう事は、やはり仕事をしている場、人にお目にかかることが多い今の状態では、なかなか出来ないかもしれませんが、自分の時間、素の時には本当の自分の顔に戻ろうかなと思ったりしています。そして自然に自分を感じながら生きていけたらうれしいです。肩に力の入っていない優しい気持ちで過ごす事が出来たら幸せです。素顔の自分と向き合いながら。

この何年か私には、友人・家族以外にとても強い味方がいるのです。
彼女を紹介してもらったのは、5年前アルマーニの仕事で年間100日近い海外、国内の出張が続いていた頃でした。働いている方なら経験があるとは思いますが、やはりホテルで寝る、飛行機に乗る、新幹線で移動するというのは、その時間、期間に限らず本当にゆっくり休む事が出来ず、疲れるものです。またその上、主婦の私は、やはり家のお掃除、かたづけ、洗濯などももちろんしなくてはならず、かなりヘトヘトでした。また悪い事にだんな様がO型というおおざっぱな性格ときているので、着たもの、脱いだものは出しっぱなし、せっかくキレイにしても後から後から汚れていきます。そして出張で疲れてボロボロになって家に帰ったときに、その状況に遭遇すると、悲しくてイライラするし、もう爆発することが何回もありました。

そしてそんな話を同じように働いている友人に愚痴っていたら、彼女の友人にもたくさんそういう人がいて、こんな風に解決しているけれどと、一つの提案をしてくれました。
それは、ハウスキーパー=メイドさんを頼んでみればという事でした。彼女がこの時に頼んでいた人はフィリピンの人。朝の9時から16時ぐらいまでで洗濯、掃除、お風呂場、トイレ、もちろんレンジ周りなどもすべてやってくれるという内容。料金は1日11,000円、交通費込み。これを高いと見るか、もったいないと感じるかは人によってもちろん違うと思いますが、私にとってはもう藁をもつかむそんな気分で、とりあえず頼んで見みることにしました。

待ち合わせし、家のカギを渡し、終わったらまた約束のところにカギを返して彼女は帰っていくという感じ…。そして毎回11,000円を支払えばいいのです。でもこの時一番気になり、また悩んだのが、まずは他人が家に入ることの怖さ、盗難、破損などが起きないかということ。たいしたものは無い我が家でもこれはいささか気になり、慌てて小さい金庫を買ったりもしました。でも紹介してくれた彼女や、彼女の友人で頼んでいる人も一度もそんな嫌な思いはした事がないと言うし…。そして1回目、家に帰って来て、もうびっくり!家中がピカピカ、おまけにアイロン掛けは玄人顔負け、もうニコニコですっかり上機嫌になりました。確かに毎月50,000円以上の出費はつらくないとは言いません。でも彼女が来てくれたおかげで、お休みは自分の時間・自分達のために使う事が出来ますし、本当に快適です。

家のことを嫌々やるストレスもなくなりましたし、本当に彼女は我が家の救世主。
そして私の精神安定剤なのです。キレイになった家でのんびり過ごすと、お花を飾ったり、お香をたいてみたり、洋服の整理をしたりと余裕をもって、家のこと・自分のことをする気にもなりますし、働いている私にとっては一番有意義なお金の使い方の一つかもしれません。
そしてそんな状況を理解してくれている、だんな様にも感謝です。
皆さんの中にも同じように悩んでいる方がいたら、いつでもご紹介しますよ!

同性でも異性でも良い関係・良い距離感でいるには、それなりの努力が必要だと思う。
特に我が家は、子供がいないこともあり、常に男と女の本音で向き合わなくてはならないことが多い。お互いの間で、クッションになることもあまり見当たらないし、どちらかというと何でも正直に言いたがるし、聞きたがる性格の私は、時として彼の嫌な部分や秘密を見つけてしまうときがある。(見つけたと感じるときがあるといったほうが正確かもしれない。)ここ何年はお互いに忙しかったこともあって、一緒の時間を過ごすことがとても少なくなっていた事も原因の一つ。疲れている事を理由にし、自分ひとりの時間を持ちたがったり、何か話しても興味が薄れてしまい、ついつい真剣に答えたり向き合うことを辞めてしまっていた。そんな事が続いたある日、彼がこのままでいいのかな?このまま続けていくのが本当にいいのかな?嫌なら一緒にいるのは良くないんじゃないの?と切り出した。多分彼は、私の行動や態度を見て、幸せそうではない・満足していない・自分の方を向いていないと感じていたのでしょう。

私もこの言葉にハッとして、このような関係は俗に仮面夫婦とか言うのかもしれないと思ったりして、このままではお互いにも良くないし、どうしたらいい方向に行くのかを少し考えたいと、彼に伝えた。そして、その時感じていたことを、すべて彼に話した。例えば、彼には私以外に心が動いている人がいるのではないかとか。最近そのように感じるのは私だけだろうかとか。疑問に思っていることを本当に正直に話した。このことは、実はとても勇気がいった。何故なら、ひとつまちがえればお互いをとても傷つけることにもなるし、もしかしたら別々の人を選び(?)、違う道を進む事になってしまうかもしれないからだ。でも、私はこの今の関係を改善したいし、もちろん辞めたいとおもっていないし、私には彼以外一緒に暮らしたいと思う人はいないので…、それもあわせて彼には伝えた。そうすると彼の態度が、少しづつ変わってきた。
仕事は、相変わらずお互い忙しくても一緒にお茶を飲みに出かけたり、買い物に近くのスーパーに行ったり、本屋さんをのぞいたり、映画を観に行ったり…、居心地の良い、また一緒にいる意味のある関係に戻り始めた。2人の生活を二人で楽しむ努力を、見直し始めた。

そして、最近はいい関係がまた始まった。いい関係とは自分たちにしかわからない、繊細なもの。誰の為でもなく自分達のために、嘘のない時間と新鮮な関係を作る努力をこれからも続け、いつまでもいい男と女でいられるように。夫婦でも、元はといえば他人ですので。そしてこういう安定した、暖かいベース、支えがあるからこそ仕事も頑張れるかなと思っているのは、私だけでしょうか。
皆さんも、たまにはとことん自分の考えている、感じている事を包み隠さず、また正直に話して見るのはどうですか?自分の一番大切な異性の方と。

私は、以前にも書きましたが、仕事でいろいろな男の方にお目にかかるので、なかなかその人や男の方々を、異性と見ることもなく、すなわち恋に落ちる事もかなりの確率で低いのですが、今回は久しぶりにドキドキして心が熱くなるような人に出会いました。

彼は、年齢はもちろん私よりもはるかに年下。でもその人生の重さや苦労、強い意志などは比べものになりません。人の賞賛を浴びるときもあれば、たたかれる事もある。這い上がり立ち上がり、自分を自分で激励し見つめ直し、新しい自分になっていく、その前向きさや人間としての力強さも魅力です。そして、外見はと言えば誰もが認める美しさ。ハンサムという言葉だけでは言い尽くしたくない意志のある顔が魅力です。いつの時も自分のスタイルを持っていることも、何だかとても良い感じ。また自分の感情、嬉しい・悲しい・怒りなどすべてをとてもストレートに出す、そのあたりもB型の私にはとても親近感を覚えましたし、男の人を顔では絶対に好きにならないと長い間、心に決めていた私でしたが、今回ばかりはそれを破り、彼の顔にも表情にも釘づけです。
ミーハーと言われても、人がどう思おうと関係ないなんて一人ブツブツ・・・。

かなわぬ恋心?とは知りながらも、久々に心うきうきハートな気分です。でも彼のことは、私以外の男の人、そしてもちろん女の人も大好き。極端な事を言えば、年齢国籍などを超えて好きな人がとても多いのです。これこそまさに現代のヒーロー、今や世界のベッカム様。
本当に、今回は久しぶりにラブラブハートな気分にさせていただきありがとうございました。
最近、こんな気持ちで男の人を見ていなかったし、忙しくて女である事を忘れかけていましたので、もうめちゃくちゃに嬉しかったです。

やはり、人間、男と女 こんな気持ちは永遠に忘れてはいけないものですね。
これでまた、美しく、強く、働く目標が出来ました。4年後を楽しみにしています。あなたも私も今以上にいい顔でいられることを祈りつつ。でも、本当に大人になればなるほど、その人の歴史や人となりが顔に出るものですね。気をつけなくては、意地悪顔にならないように。

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