August 2002アーカイブ

私ぐらいの年齢になると、誰かを好きになることはとても難しいことの一つになる。
それは、若い頃のようにキレイとかスタイルが良いとか、ハンサムとか頭が良いとか、そういう単純なことで人を判断したりする事が出来なくなるし、魅力を感じるところもかなり違ってきているからだと思う。それでも、私の周りの人は好きな人、友達になりたい人、一緒の時間を過ごしたい人を求めているし、きちんとゲットしているから面白い。今回は私の友人の中で怖いぐらい似ているところを持つ二人が見つかったという話。

まず二人ともとても容姿端麗、そして女らしくて男の人にとてもモテる。そのうえ二人ともかなりの恋愛体質、しかもすごい速さで男の人を好きになる、束縛したくなり、何でも知りたくなり、毎日毎晩会いたくなり、約束が守られなかったり、キャンセルされたりするととても落ち込む、そんなところまでとても似ていた。そして、好きな人が現れたとたん、私とも疎遠になり、二人の世界に浸りこんでいく。そんな彼女らの癖?(性格)を見抜いている私は、時々ワザと最近何の連絡もないけれど、大丈夫かしらと釘をさす。そうすると案の定、はまっている。そして、話を聞く。そうすると何だか危なっかしくて見ていられない。そんなに責めない方が良いんじゃない。たまには、冷静に見たほうが良くない?距離感は大事だと思うけれど...、と思いっきり苦言をさす。

でも、もうこの時は何を言っても宗教にはまっている信者のようで、助け出してあげることは出来ない。むしろ、そんな冷静では人を好きになれるはずがないと、逆襲されてしまう。確かに、私の場合は男の人と会う約束をしていても、その人が仕事で突然キャンセルになってもすぐに理解が出来るし、気持ちの切り替えが出来てしまう。だって仕事の方が大事なのはしょうがないし、仕事をやめて女の人との約束を優先する人なんて魅力ないもの、と即座に思えてしまう。だから、逆にその相手の人が、すぐに謝ってくれたり忙しいのに時間を作ってくれた事が分かると、恐縮してしまう。感謝でいっぱいになってしまう。でも、彼女たちには、そんなことは当然で、逆に前回に受けたドタキャンの衝撃は次に会う時まで引きずってしまうのと同時に、嫌われてしまったのではないかという心配にさいなまれるらしい。

まぁ、どっちが良いのかは、その二人の関係なので、とやかく私が言う事ではないけれど、人に対する依存の仕方、誰かを好きになる気もちは本当に複雑で、面白い。そして同じように仕事を、年齢を重ねている女同士でもこんなにも違うのかと思い、聞けば聞くほど、興味深い。
でもお二人さん、いつも誰かを好きでいられていいですね。

だから、きっと二人とも可愛いし、キレイだしセクシーなのですね。
いつまでもいくつになってもその恋愛体質を貫き通してください。
陰ながら応援しています。時々は苦言を言いますが。

最近、あるメンズの人気雑誌の方とセクシーな男の人(親父)とは?について対談、そしてコーディネートのページを企画、制作してみました。今回はその時に感じたことを書いてみます。

もともと、この企画をやろうということになったきっかけは セクシーな親父とはどういう人のことを言うのか、男の人の考えるセクシーと女の人から見たセクシーというのは絶対に違う、だったらそれを具体的に読者に提案できたら楽しいのではないか?という事から始まりました。雑誌の方の言う「セクシーな親父」の前提には、もちろんそういう人は仕事ができる人である事は当然ですが、女の人を喜ばせる事が自然にできる、また自分のスタイルを嫌味なく表現できる、自分のことをよく知っていてきちんとサイズのコントロールも出来ている、似合ったものを着ている、素材やいいものを知っている、髪、肌、爪の手入れも行き届いている…などなど、でもそんな完璧な人いたら怖いんじゃないの?というのが、その雑誌の方の定義を聞いた私の正直な感想でした。

女の人達、特に私は仕事が出来て、自分に対しても厳しい彼がアフター5や、お休みの日は、少し楽しくてかわいくていつもと違うあなた的で、それが全く予想できない感じ。そういう意外性がとてもドキドキして嬉しかったり、好きなのです。セクシーで魅力的に感じてしまうのです。
それにそういう人であれば、自分もとてもおしゃれして一緒に出かけられるし、いろいろな会話もできるだろうし、楽しめるので会うのがとても楽しくなるのです。励みにもなれるのです。勉強にもなるのです。だから、そういう男の人は魅力的でモテるのだと思っています。でも、これがあまりにもやりすぎだったり、自意識過剰すぎたりすると、もうどんなにハンサムな人でも興ざめです。何事も適度にさりげなくが基本です。そして、もう一つ忘れてはならないのが、女の人は自分が好きな人が一番セクシーだと感じているということ。それは、自分たち二人だけの間で感じるフェロモンのようなものや、秘密が増えてくると余計にワクワクします。そしてそんな暗黙のやりとりができる関係それ自体がセクシーなのです。どんなに髪や肌に気を配っていても、触れ合う事がなければ何も始まらないし、感じあう事も出来ません。そこにはセクシーな男と女の関係なんてもちろん生まれるはずもありませんから。

でも、今回この対談で一番勉強になったのは、やはり、男と女はいつまでたっても分かり合えないという事。そしてだからこそいろいろな手段でお互いを知ろうとしたり、試そうとしたりする。もちろんおしゃれにも気を使う。つまりとても奥が深い。だからどんどん深みにはまり、お互いを磨いていくのだとつくづく思いました。そして、このような楽しい企画を考えてくださったLEONの編集長をはじめ、超ハンサムな編集のHさんに心から感謝を。皆さん9月24日売りを楽しみにしていてください。
必ず、ヒントは見つかるはずですよ。

私の周りの人は意外とコンサバ。男の人は特に、自分の好きなもの、似合うものを勝手に決めていてなかなか抜け出すことが出来ない感じ。でも私イコール洋服業界で働いている友人を持ったのが最後、厳しい一言や視線にさらされるのでどんどん新しいことにトライさせられてしまうのです。例えば、自分はまじめな会社人スタイルでいたいのに、顔、雰囲気に似合っていないと言われてモードな匂いのある服を選ばされてしまうとか、せっかくスマートなのだから、もっと細身な服を着たほうが良いと押しつけられたり。

お金を出すのは、自分なのだからほっといてあげればいいのに、何だかんだとついつい口出ししてしまいます。でもその口出ししてから変わるまでの時間の速度は、人によってかなり違い、これもまた私にとっては密かな楽しみと驚きになったりしています。ある方は、私のお奨めしたスーツを着ている時に会った人が、みんな誉めてくれたと言う事がきっかけになったり、ある方はオンとオフが完璧に使い分けることが出来て違う自分になれて楽しいとか、ある人は思いもよらないアドバイスやコーディネイトは、いつもとかなり違い、最初は不安だったけれど、周りの女性の評判がとても良いとか。それぞれにそれなりの理由はあるにしても、少しづつ新しいスタイルに変わってくれます。これは男性を変える時に使う良い意味でのきっかけ作りだったりして。誰かに言われて嫌々やってみたら、周りの評判がとても良かった。モテた。人気者になった。気分が良くなった。などなど…。男性には効果てきめんのようです。

しかし女性を変えるときは、もう少し神経を使わなくてはなりません。悪いところを指摘するのでなく、彼女の美しいところを見つけてそれを引き出すようなアドバイス、サイズ、型、色を伝えます。「今、あなたが選んでいるものは、もちろんとても似合っているのだけれど、こうしたらもっといいと思うけれど。」とか言いながらドンドン新しい自分に興味が湧くように引き込んでいきます。それはもちろん、相手を尊重したり認めるような感じで。でもこの場合も、本人が納得するのには、もちろん第三者の視線や、言葉が後押しになります。いつもより人に見つめられる回数が増えた。合コンで熱い視線を浴びた。気分が良かった。周りの人にその服どこのか?と聞かれた。などなど。センスが良いと周りの人に認めらたり、誉められたことが大きく左右します。

つまり今回は、何が言いたかったかというと、こういう風に洋服、つまり外見を変える場合でも、仕事で人の意見、良い部分、悪い部分を指摘する場合でも言い方や接し方は同じなのではないかということ。その人に合ったやり方、言い方をきちんと踏まえてその人をサポートしていく、また変えていけたら、きっととても良い関係が、いい仕事が出来てお互いにハッピーになるはず。
否定するだけでなく、良いところを伸ばす、相手を尊重する気持ちを持ち続けながら。
いつの時もそれが大事なのでは…、と再確認した私でした。

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