OLD midroom

再会

最近、私の周りでは、この“再会”というのが頻繁に起こります。
本当に10年以上忘れていた人が、私の友人と、ある事で知り合い、そこでそう言えば!と私の話になり彼女が縁でお目にかかれたり、お店から、「○○さんがお見えになっていて、みどりさんとお会いしたい!と言ってらっしゃいます。」との電話。でも、苗字だけ言われても、今日はお約束もしていないし、一体その人は誰なの?と首をかしげながらお店に行ってみると、なんと何年ぶりでの再会。昔々、本当にお互いに若かりし頃、一緒に仕事をしていた人だったり、お世話になった上司、また一、二度一緒にお仕事をした方など、何ともうれしい事が続きました。

そういえば、10年以上前の後輩、先輩ってすごく子供に見えたり、逆にめちゃくちゃ大人に見えたりしていたのに、今お目にかかって見ると実は自分が感じていたよりも年が離れていなかったり、妙に相手が大人に見えて、近づいてきたような気分になったことはありませんか?顔や雰囲気はお互いに同じように年をとってきているので、仕方がないのですが、その仕事のキャリアや年を重ねてきて培った自信が、その人の風貌を大きく変えていることが良くあります。子供、子供と思っていた、昔の後輩がかなりいい感じで、素敵な男の人になっていたり、遊び人の先輩が少し枯れて、どちらかというと知的に変身していたりと、その変化は本当に楽しい限りです。そして、昔話にはじまり、近況報告や、あの頃お互いに相手の事をどのように見ていたかなど、今だから話せる話しもたくさんあって、とても刺激的でおかしい、面白い話題も多く、とても有意義な時間が過ごせたりしました。

そして、こんな機会や再会が周りで起こる今日この頃、私は“働いていて良かったな”と思ったりしています。何年も経って会える、会いたいというアクションを起こしてくれる人は、きっと楽しく生きている人、だから自分の過去を知っている人とも会える、連絡をとろうと思える、そして自分のダメだった頃や未熟だった自分のことも笑って話せるのだと思います。私のことを知っているという事が、その人にとってマイナスイメージにならないように、「え~っ、なんで友達なの?」がいい意味での驚きや尊敬に値するような人間でいられるように、なりたいものです。

再会、今一番会いたい人は……、秘密です。悔いのない2002年になりますように。

PS:でも、本当にびっくりです。この原稿を書いている途中にお店に行ってみたら、なんと何年ぶりかで、名古屋の友人に再会。何日か前にふと気になっていたので本当にびっくり。多分5年ぶりかも。なんだか、とても嬉しかったです。年末に来て、再会パワー全開の私です。
来年は、良い事があるかも。

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