February 2003アーカイブ

長い間、仕事をしていると多くの人にお目にかかるのと同様に、多くの方に助けられる事がある。
いつもそんな事の繰り返し、ついこの間もこんな事があった。

私は今、六本木ヒルズのお店のオープンに向けて、何だかバタバタの日々、それはそれで大変だけれど楽しい毎日を過ごしている。
その忙しさの理由の一つが、今回もまた新しいことにトライしているからだ。
前回、この有楽町店のオープン前にはこのミッドルームをスタートして、新しいコミュニケーションの形を作ろうと思ったり、お店のターゲットである、働く男性、女性に勇気のでるファッション応援エッセイを週刊ダイヤモンドで書かせていただいたり。
今まで他のお店、他の人、他のブランドがやったことがなかったことをどうしてもやってみたくて、ヒーヒー言いながらも、認知度アップや、コンセプトの再構築をめざし頑張っていた。

そして、今回はまた今までの反省を踏まえたうえで、六本木という新しい街のコンセプト、パワーを伝えるためと、エストネーション自体の広がりもめざして、エストネーションマガジンを発行しようと準備を始めている。(少し高望みではありますが、N.Y.で創刊されている、ヴィジョネアのようになるつもりで…。)
この雑誌のテーマは東京発信マガジン、東京をKeyに考え、スタイル、衣、食、住、遊に拘って作り始めている。「マガジン」というからには読んで楽しい、ずっと残しておきたいくらいきれい、そのシーズンの洋服を買うのに参考になる、オシャレで分かりやすいページ、またこのテーマに合った素適な方々にもご登場いただき、その方が考えていることを、ほんの少しでも覗く事、聞き出すことができたらと思い、いろいろな方にお願いしたり、巻き込んだり、命令?したりして動きだしている。

そんな時、ある方に是非この雑誌にご登場いただきたいと思い、どうにかしてその糸口、きっかけを作りたいと、悩んでいた。
すると、私の前に白馬に乗った王子様?が現れた。
「そいつなら、後輩だから紹介するよ。」
やったー、これこそが聞きたかったお言葉。世の中狭い、というのか、持つべきものは友というのかは分かりませんが、その場ですぐに電話をしてくださり、あんなに悩んでいた事がとんとん拍子に進んでいき始めたのです。こうして、私たちの考えている、新しいことは動きだし、今まさに4月25日の創刊に向かってものすごい勢いで撮影、取材の毎日。世の中って本当に捨てたものではありませんね。こうして、いつもいろいろな人に助けていただきながら、生き長らえているような私です。
そして、いつも感謝感謝の毎日でーす。

皆さん、エストネーションマガジンを期待して待っていて下さいネ。

私はどうも、のんびり生活をするというのが苦手なようです。
いつもバタバタガンガンせわしなく、また時にはせっかちなまでに動き続けるのが好きらしいのです。周りの人には、「もう少しゆっくりしたい!」とか口では言っているのですが、やはりどうも猛スピードで行動するのが好きなようです。それとはまったく逆で、家にいる時はのんびりボーッと静かに過ごすのが希望なのですが、これがなかなか思い通りにいきません。子供がいる訳ではないので手が掛かるとか、家のことをやらなくてはいけない!というのは普通の方に比べれば少ないのですが、どうも上手くいきません。

その理由は、まず自分のことをまとめてやれる時間が通常では全くないので、2日間の休みに思いっきりやらなくてはならないため。自分を元気づけるための時間、人前に出ても見苦しくない程度のメンテナンスそれに加えて、洗濯、お掃除、片付け、お買い物、そして一番の曲者がダンナさんのお買い物やお出かけのお付き合いです。
彼は、良い意味でも悪い意味でもお洋服好き、お買い物好き、新しい物好きです。
ある時は、似合うジーンズ探し、ある日は時計、また次の日曜日は車の試乗会…、と実にアクティブに休みの日を過ごします。(通常が深夜まで働いているという事もあるとは思いますが。)そして、その一つ一つに文句や注文が多いという理由から私を誘い、常に巻き込んでいくのです。もちろん元気な時は楽しいと思えたり、私も便乗してお買い物が出来たりして、とてもいい感じなのですが、仕事がキツくて今週はのんびりしたいという時でも容赦ありません。でも、友人達に言わせると、「それはとてもいいことで、楽しいでしょう!」とか、「いつも仲良くていいわね!」とか、彼を誉める、歓迎する意見が多くてビックリ。

確かに、そういう考えもあるかもしれないけれど、たまには家でゴロゴロ一日中パジャマでいたいのに…、と思う気持ちしきりです。それに、最近は母親が入院していることもあり、それはそれでバタバタしていて、休みも時間が足りないくらいなので。もちろんできる限りやれる事は一緒にしよう、したい、という気持ちはあるのですが、時々親父っぽく仕事をしているほうが楽かも?なんて思ったりして。

そんな気持ちになるのは、何だかいいのか悪いのか。それに、家でのんびりしたいのは老化のはじまりと誰かが言っていたし。
でも、やはりバランスは大切、自分が自分らしくいられるための時間、空間、人間関係…それが保てなければ、仕事も楽しく出来ませんからね。家族との時間、コミュニケーションはもちろん大切だしかけがえのないものだけれど、たまにはお許しを。
ちなみに今週末は何が予定されているのやら、楽しいような、恐ろしいような。
皆さんはどんなお休みを過ごしていらっしゃいますか?

仕事の話でも、個人的な話でも一生懸命に説明してくれたり、話してくれる人っていますよね。
私は、B型という自己中心的な血液型のせい?もあり、他人の事にはかなり無関心。
それがいい時もあるし、ダメな時もあり、真剣に仲良くなろうと思って、いろいろと話してくれる人にはとても受けが悪い。「また、自分の事(特に個人的なことは)もそれほど人に伝える事が好きではないので、人によっては何だか水臭い、少し距離が感じられる。」と言われる事もある。

その訳の一つには、私は実は人見知りが強く、意外と臆病者。
仕事で人にお目にかかったり、仕事の話をする時は、どんなに偉い人、年上の人、同性、異性も何も気にならないのだけれど、プライベートになるといきなりガードが硬くなり内気になる。
仕事でお目にかかった事のある方の中には、いつも気さくな人なつっこい、誰とでもすぐにお友達になれる、そんな私のイメージを持っているので、ガンガン進入してこようとする人が多い。そんな時の私の反応は、「お願い!これ以上は、素の私なので入ってこないで!」と言う警戒信号が鳴り始め、防波堤のようなものを勝手に自分で作ろうとしてしまう。
そして、そんな私の素の性格がわからない人は?????嫌なヤツに見えてきたり、二重人格っぽく見えてくるらしい。「妙に、白々しい、何だかよそよそしい、もう少し自分を出して仲良くなってもいいんじゃないの。何も、あなたの事を煮て食おうとも焼いて食おうとも思っていないし、ただトークを楽しみたいだけなのに…。」と言う声までも聞こえてくる。

最近は、それでもずいぶん大人?になり、それなりに、そういう方とも上手く付き合えるようになりつつあるけれど、それでも時々嫌な思いをさせていることがあったりするようだ。そして、そういう空気を感じた方は、私がその人を嫌いだと思っているから、そのように接して来るのだと思い、ますます悪いほうに考えてしまうらしい。(悲しいけれど。)

でも、人間にはすぐに仲良くなれる人もいれば、少しづつ、慎重にしかも手探りにやっていきながらでしか友人になる事が出来ない人や自分をすぐに表現できない性格の人もいる。
(私もそんな一人。)

多分、皆さんの中でも私のような人って意外に多いのではありませんか。
もちろん仕事をしている時と、素の自分の性格が全てイコールと言う方もいるかもしれませんが、人間ある部分、自分で自分を演出している、努力をしている、それだから、頑張れる、違う力が出せるなんて事もあるのでは?

誤解されずに、いろいろな方と楽しく過ごせるためにも、 マダマダ、修行中の私です。

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今まで働いてきて感じたこと、悩んだ日々、迷った時間、その一つ一つが今の私の大切な財産、そしてそんな私を支えてくださった多くの方々に感謝と、愛をこめてこの本を書きました。

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