March 2003アーカイブ

最近デートしていますか?
今週になって私の手元に送られてきたファックスの中で見つけた少しドキッとするフレーズ。
ある女性誌の特集テーマ「最近デートしていますか?」に答えて欲しいという依頼。
そこでその答えを考えながら、最近の状況を思い起こしてみると、確かに若い頃のように、その日に着ていく洋服を前の日から考えたり、お化粧もいつもより丁寧に、なんてことはなくなったかもしれないけれど、男の人と楽しい時間を気軽に過ごすという事は、今の方が増えたかもしれないと思えた。この“気軽に”は、私にとっては重要なポイントで、若い頃はついつい好きになったらどうしよう?とか、私はすごく好きだと思っているのに、彼にとっては単なる友達だったらどうしよう?とか、良いこと悪いことを勝手に自分で想像して、喜んだり悲しんだりしていたので、自ずと構えてしまい、いつもの自分とは少し違う感じになってしまったり、傷つくのが怖くて妙に気ばかり使ってしまったりして、少しも楽しむことが出来なかったからだ。

それが、40歳を過ぎた頃から、年齢にも拘らずまた業界がまったく違う人でも、とても気軽に楽しくご飯をしたり、飲みにいけたりするようになったから不思議だ。もちろん結婚している事で相手が構えない、年齢的にも私が年上なことが多いので、男の人の方も全てリードしなくてはならないなんて事もまったくなく自然体、しかももちろん割り勘でOK。言いたい事もいえるし気取らなく、それでいて同性とは違う観点で話や見方が出来て、それはもうお互いにプラスになる事が絶対に多いし、何しろ楽しい。そんな理由で、昔より今の方がデートらしきものが増えてきているのだと自分では理解している。

また、ダンナ様とのご飯やお茶も(日頃は忙しくてすれ違いが多いので)休みの日は、かなり実行しているつもり。何故なら家でご飯をしているとついついテレビを見たり、他のことに気をとられてじっくり話す事が難しくなることもあるので、外で待ち合わせをして顔を合わせると、二人しかいない、お互いに見つめあうしかないようにすることで、良い関係が生まれやすい状況をあえて作るようにしている。(いろいろ努力しています。)

こんなことを考えながら、こういうテーマが女性誌で取り上げられるのは、なんだか良い感じ。デート=(イコール)人に会うことの、楽しみはいくつになっても、また結婚しても忘れてはならない大切な一つ。人からの刺激、見られる事、教えられる事をやめては生きている楽しみがなくなってしまうから。また、私の最近デートする場合の楽しみの中には、美味しいものを食べよう、というのは絶対にはずせないけれど、どのような照明でどんな感じのテーブルレイアウトの所で会おうかと考えること。だってそれって二人の距離感や、自分を美しく見せる為には重要なんですもの。いくら恋愛関係にならなくてもいい?とはいえ、やはり女ですから男性にお会いする時には美しくお目にかかりたいですしね。皆さんもいろいろと工夫して楽しいデート、時間をお過ごしくださいね。

新しい会社をスタートして、約3年目。特に最近、一番難しいのは人間関係だとつくづく思います。みんな同じ気持ち同じ目標を持ち、手探りで始めた頃は、それなりに楽しかったのですが、それが一人増え二人増えて来るにしたがって、人間で言えば血が薄まるように少しづつズレが生まれて来るから不思議です。
そして、そのズレは、言葉を通してますます広がりができ、最後には心の行き違いや溝をもつくってしまう事があります。信頼関係や、尊敬できる関係が出来ている時には何でもなかった一言が、ある人の心を傷つけてしまったり、悲しい気持ちにさせてしまう、何故かそんなことが起きてきてしまうのです。

最近私の周りでも、こんな気持ちの行き違いがいくつかおきました。それは、多分お互いは悪気もなく、とても正直に感じていた事や意見を言ったのでしょうが、彼らの間にはこの何年かの間で行き違った気持ちが難しく絡んだようになっていて、お互いに正直に聞くことが出来なくなっていたようでした。うまくいっている時には何気なく使っていた言葉、通い合っていた気持ちが、尊敬する気持ちや信頼関係がこじれてきた今は通用しなくなり、ますます溝や不信感が募るばかり。一体いつのころから、また何が原因でここまでになってしまったのかは、定かではありませんが、見ていてとても悲しい気持ちにさせられてしまいます。そのうえ子供ではないので、ただ謝れば、仲直りできるという簡単なことでもないようだし。私は何をすればいいのか、何ができるのかを考えると、無力な感じもしてきて、焦りとともに気持ちが落ちてきてしまいます。

この年齢になるまで、いろいろな上司も見てきましたし、たくさんの部下の人とも仕事をしてきました。もちろん難しい人も、やりにくい人もたくさんいましたが、やはり人の気持ちを思いやること、また納得するまで話し合うこと、意見を聞くこと、お互いに仕事している立場こそ違いはあっても、認め合う気持ちが持てるような関係作りをすること、これがなくなっては、何も進みません。上司であれば余計に、仕事以外でも尊敬できる、認められる人間である事は必要だと思います。いい人だけでは仕事をする仲間としては認められませんし、仕事が出来るだけでも気持ちがない人とは一緒に歩めませんので。

そうは言っても一度こじれてしまった人間関係は、なかなか簡単には修復できません。今まで以上に、お互いに話し合う時間が必要ですし、聞こうとする気持ちはもっと大切ですから。そう思っていても、それをどのように伝えるのが良いのか、誰が言うのがいいのか、誰が間に入るのが適切なのか?悩んでしまいます。本当に人間関係は難しいもの。

でも、こうやって一つ一つ丁寧にからんだものをほぐしていきながら解決することで、会社というのはみんなの気持ちが一つになって進んでいくものなのだと思います。
だから、これこそがやらなくてはいけない事なのかもしれませんね、私が。
皆さんの会社ではどうですか。

やはり女性のデザイナーと男性のデザイナーは違うなぁと思ったのが、[ALBERTA FERRETI]。
シフォン使いのもの、透ける素材のものに優しい雰囲気が感じられて、自分では、今までなかなか着ることがなかったクラシックでエレガントなライン。でも見終わった頃には、なんだか優雅な気持ちになりました。色もボルドーカラーが上手に表現されていて良い感じでしたし、イブニングも'60年代っぽいレトロ調が逆に新鮮に見えました。

個人的にはコレクションを見て、まるで私のワードローブそのまま、いつもながらリアルクローズとして、とても分かりやすかったのが[CIVIDINI]。素材のこだわりやシルエットはシンプルで、すぐそのまま私の日常着(でもプライスが高いのが、ツライかな。。)こういうものをさりげなく着れる女性が多い、また求められているのもイタリアならではですね!色もクロ、シロ、コゲチャとベーシックカラーが中心でこのまま着て帰れる、そんなコレクションでした。

今回見させていただいたコレクションの中から、いくつか選んで速報を先週から2週にわたりお届けしました。この秋冬は(まだ春夏も来ていないのですが)、脚のラインを強調したミニスカート、柔らかい素材、透ける素材、シェイプしたジャケットなども多く見られましたので、美しい体は絶対必要です。自分の体を見つめなおし、美しいラインに戻す事!私に出来るかどうか、分かりませんが頑張るつもりです!そして胸を張って、姿勢を正して歩く事、背中を丸めていては服は美しく見えませんので…。そしてしばらくパンツやブーツに慣れていて、自分の足を見せることに勇気がいる方も多いかと思いますが、オシャレは新しい自分への変身と思い、楽しみながらトライすることに意味があるはずです。

いつまでも止まることなく、セクシーでエレガントに。
またまた目標が増えてしまった私でした。
おわり

追伸
海外でコレクションを見に行くと、とてもステキなカップル、オシャレな女性、セクシーな男性に数多く遭遇します。コーディネイト、アクセサリー、バッグ、シューズの選び方、そしてヘアスタイル、メイクまで本当に自分の長所をよく知っている…、そんな彼らには毎回脱帽です。
誰の真似でもない、自分のスタイル、演出、環境の違いはもちろんあるとは思いますが、学ぶところの多い、盗みたい気持ちでワクワクしてしまいます。そしてカップルの手の組み方、スキンシップの仕方もさりげなくセクシーで、あのように触れられたら、それはもうウッフン…でしょう。
なんてキョロキョロ、ドキドキ、うらやましい大人の関係・世界にますます憧れてしまう私なのでした。

今回もミラノの街は、黒い服を着たファッションピープルが集まり、この春夏のショップのウインドウには、ミリタリー調やカーゴパンツ、そしてスポーティテイストのTシャツ、キャミソールなどが目立って並んでいます。そんな日本の雑誌の情報通りのミラノ。ファッションの世界は同時に動いているんだな~と改めて確認しながら街を歩いていました。

そしていつも通り、1時間から1時間半遅れてスタートするミラノコレクションにイライラしながらもウキウキする気持ちで各デザイナーのコレクションを見ました。季節感の無さは、この何年かでますますひどくなり、ショーの途中で、このコレクションはホントに秋冬?それとも春夏?と分からなくなってしまうこともしばしば…。透ける素材、ミニスカート、何だか半年前にも見たもの(春夏コレクション)では?と、ますます混乱してしまいます。

しかし、そんな中でもパワーを感じ、ショーとしてもとても充実していた内容だったのが、今回も[DOLCE&GABBANA]。メンズのビッグなショップもオープンし、その勢いは今やミラノでもNo.1。
そして今回のコレクションでは、私の大好きなペンシルストライプのスーツを本当にセクシーにシェイプさせ、女性を驚くほどにワイルドに美しく見せてくれていました。ナオミ キャンベルをはじめスーパーモデルたちも勢ぞろい。そんな中、リンダ エバンシェリスタがかなりグラマーで肉感的にオープニングを飾ったのも刺激的でした。ポップな色合わせや最後のスパンコール使いのイブニングドレスまでDOLCE&GABBANAの世界が実に楽しく表現されていて、拍手そして拍手でした。

[JIL SANDER]は、シンプルで静かなクロ、アカ、シロのコーディネイト。以前のJIL SANDERと比べて、いろいろと言う人はいるけれど、コーディネイトとしては分かりやすい感じ。ただコレクションとしてはパワー不足かな?と思ったり(でも彼はデザイナーではなく、スタイリストでありコーディネイターなので、しようがないと私は思うのですが)。この日に見た他のコレクションでも、今回のコレクションでは、本当に大きなトレンドはなく、何となく共通で、出てきたアイテムではケープやポンチョ、色もクロが多くて…と少しガッカリしてしまいましたが…。

でもこうして年に2回、本物を見る、デザイナーの人達が大切に作りあげた服・物に触れることが出来るのは、本当に嬉しい気持ちにさせてくれます。こうしてファッションの世界にいる一人としても。そしてミラノの街を颯爽と歩く大人の女性達にもいつも刺激され、まだまだこれからと、自分を励ましながら過ごす一週間、東京でのバタバタをしばし忘れることの出来た時間でした。

ファッションの素晴らしさは、こうして夢を与えてくれること------。
そんな事を考えながら、来週またレポートします。

この状況から、ホンの少し逃げたい気分ですが…、今は難しいそんな毎日。
ついこの間も、ダイアリーを見返していたら、今年に入ってからまだ全然お会いしていない方があまりにも多くてびっくりしてしまいました。 そのわけは、仕事のせいにはしたくないのですが今は時間が思い通りにならず、誰と約束しても守れない状況。その日の、しかも約束の時間の何分か前にドタキャンするのは性格的にも嫌いなので、誰かに連絡をとる、前もって予約を入れる、スケジュールを人に合わせる…、そんな気持ちに到底ならない、良くない感じです。

でも、毎日会社と家の往復を繰り返してばかりいると、頭の切り替えが出来なくなり、いつまでたっても仕事を引きずってしまう、その上些細なことまでもが気になって、どんどんウツウツして来て考えなくてもいいことまで気になる、そんなよくない状況にはまりそうになります。そういえば、この有楽町をオープンした時も、こんな感じになり、たまには思いっきり夜遊びしたい!と叫んでいたものでした。不規則な生活環境、厳しいストレス、不安も多く、いつになく心のトーンが落ちていきます。何かにつけていろいろなことが気にかかり、そういえばあれってどうしようと思ったのだろうか?今はどの程度まで進んでいるのだろうか?今やっていることはこれで正しかったのかな?と、私らしくない少しネガティブモード。でも、働くってこんなことの繰り返しかも知れませんね。前にガーッと進む時もあるし、こうして少しゆっくり周りを見回しながら考えて慎重に進まなくてはならない時もある。なかなか自分の思い通りには行かないから楽しいし、やりがい戦いがいがあるのではとも思うのですが。時々その重圧に負けてやる気が失せてしまうのも事実です。

そこで、このような状態から誰にもご迷惑をかけずに脱却する方法はないものか?と探してみると、最近一番効果があったのが近場でのミニ温泉気分。お湯につかり、蓬スチームサウナに入り、ジャグジーで全身マッサージ、そして極めつけが韓国式アカスリ。夜中の1時からでも受け付けてくれるのも嬉しい気分でした。家に帰り、一休みしてから出かけられる、このミニ温泉気分。お酒を飲むよりは、もちろん体にも良いし温まって、すぐベッドに入れば朝までポカポカ気分、仕事のこともすっかり忘れて明日からまた元気になって頑張るぞー!と、やる気満々?

いつまでこの方法が通用するかはわかりませんが、今の私が見つけた小さな贅沢アンド気分転換かも…。こうして私の、だましだましの日々はまだまだ続きそうです。

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