April 2003アーカイブ

六本木ヒルズ店の準備、構想を始めてどのくらいが過ぎたのでしょうか。
有楽町店の仕事をしながら横目で、次の出店はいつ、どこで、どうなるのか、どのくらいの規模で、どのくらいの予算などを考え、何度も何度もあの場所を見に行ったり会議をしたり、喧々諤々みんなで話し合ってきました。そして、オープンする事を決定してから、本当に大きな課題、宿題をもらったと身の引き締まり毎日を味わい、この何ヶ月かは胃が痛くなることがとても多くなった感じです。有楽町の店舗の倍の広さだから、六本木の売上は、もちろんそれに見合ったくらい売らなくては、また売るにはどうしようか、本当にそんなに売れるの?そもそも、あのエリアにはどんな人がどのくらいくるの?実際にそういう人は本当にいるの?買ってくれるの?と何だか不安なことが考えれば考えるほど募ります。

そして、もう待ったなし、遂に4月25日にオープンします。エストネーションがある意味で、全国に知られるチャンス。いい意味で、大きな注目を集め、また評価されるようになるのでしょう。今まで、雑誌で読んだことはあるし、洋服を買っている人も何人かは知っている、お店の評判や噂も聞いた事はあるけれど、自分の目で確かめ着るのはもちろん始めて、そんな興味深々の皆さんの目にさらされる日も近いのです。サービスのちゃんとしたお店でありたい、大人の楽しめるお店になりたい、どこの真似でもない物作り、物選び、そこに同じように価値を見い出し感じてくれる人と、この東京にやっと生まれた大人の街「六本木ヒルズ」で、考えていることの少しでも多くが実現できればなんと嬉しいことでしょう。

この何ヶ月間か、日に日にできていく過程を見ていると、この気持ちはますます強くなり、個人的にもあの街の大きさ、楽しさを肌で感じワクワクしてきています。新しい仲間も数多く迎え、あらたな喜びや楽しみが、これから先たくさん生まれる事も期待しています。そして、きっとこの何日かで品物が店内を埋め尽くすようになると、ますます嬉しい気分になるに違いないと思います。有楽町店とは、また違った感情がこみ上げ、今まで考えていた夢が現実になりえたことへの喜びを噛みしめながら、25日を迎えられたらと心から楽しみにしています。そして、そんな私をまた会社を支えてきてくださった周りの方々に心から感謝したいと思います。この何年か、何度もくじけそうになったり、人の問題で落ち込んだり、なれない数字や経営と戦いイライラした時に、励ましてくれたり、厳しい一言を与えて下さった友人や仕事の仲間に、本当に本当に有難うございました!と言いたいです。(いつも私の八つ当たりに耐えてくれた身内の方にも、とても感謝しています。ありがとう。)
そして、お店でキラキラとした目をして働いているお店のスタッフや、二コニコしながらお買い物をしているお客様が一人でも多いことを、心から望んでいます。

PS:
本当は恐くて仕方がありません、900坪のお店というのは予想以上に大きく、これで会社の未来が決まるのかと思うと、毎日お店を覗きに行ってしまいそうです。商いとは飽きないという人もいますが、私にはまだまだそんな余裕はありません。
皆さん是非、是非お買い物しにきてくださいね。お待ちしています。

4月のこの時期になると、子供の頃から家族や親戚とみんなで遠足のごとく毎年出かけていった新宿御苑でのお花見や、学校の庭に咲いていた桜の木のことなど、いくつかのことが思い出されます。でもそれは、はるか昔の話で本当に桜が美しい、はかない、と思えたのは、今から確か12~13年前の30代前半。その頃の私は離婚して一人暮らしに戻っていたこともあり、仕事に熱中し自分のやりたいこと、または関わったものが形になり始め、ウキウキしながら毎日生活していた。そんな私が偶然にも日本の古いもの、和食器、食文化、旅館、絵、習字、香、盆栽に詳しい、また興味をもって勉強している男の方に出会った。

その時期の私には全く未知の世界。その彼の感性や、違う世界で生きている魅力にすっかりはまってしまい、会社が終わってから、今まで一度も行った事のなかったような、浅草の古い居酒屋さんや、神田のお蕎麦屋さん、日本橋のてんぷら屋さん、神楽坂の料亭、赤坂の古いバー、それに加えて、お休みに日は、美術館や、骨董品屋さんめぐりなど、本当にどこに行っても何を見ても新鮮で、刺激的、しかも何でも教えてくれる先生に憧れる女子高生?のごとく彼と一緒にお勉強、そんな楽しい時間を過ごしていた。知り合ってからちょうど3ヶ月が過ぎ、私の気持ちの中でも彼は特別な人に変わりかけていて、男と女としての付き合いが始まりそうな予感だった。そんな微妙な気持ちの頃、“桜の花が水墨画のように美しくて何時間見ていても飽きない所に連れて行く”と私を夜中に誘ってくれたのが千鳥ヶ淵北の丸公園の夜桜見物。それも、満開の時期ではなく、はらはらと散り始めた頃を見計らって。

彼の横で何も話さず、ただ2人黙って水面を見つめながら、ゆっくりとした時間に身を置き、このまま朝まで彼のそばにいることが出来たら、どんなに素適なことか…、と思っていると、いつのまにかうっすらとあたりが明るくなってきて、朝靄の中で桜はますます美しく私には見えました。そのうちに二人どちらからともなく歩き出し、無言で彼の車に。そして、いつもと変わらずに彼は、私を家まで送って帰っていきました。本当にいつもと同じように。

でもあの夜をあの日を境に、何故か彼は私との関係に距離を置くようになり、序々に逢う回数も少なくなり、私もいつもの生活に戻る努力を。
何がいけなかったのか、何故あの日がきっかけにになったのか分からないけれど、桜の時期になると思い出すとても苦い思い出。あれ以来、何だか怖くて千鳥ヶ淵にはまだ行けないのですが、今年あたり、もうそろそろ卒業してもいいのではと思っている私です。
皆さんは桜の時期どんな思い出をお持ちですか?

実は、私は仕事とかこつけてはいますが、かなりのお化粧品、お試し好き。(これをコスメフリークと言っていいのでしょうか?)そのわけは、若い頃、とても肌が弱くて、ブツブツができたりカサカサしたり、ピカピカしたり何だかとても厄介な肌質だったからです。しかも、今から20年ぐらい前は今のように、こんなにたくさんの化粧品の情報が雑誌などの誌面を埋めることもなく、自分で見つける、自分で試す、あとは友人からの口コミ、母親のアドバイスと選択肢がとても少なかったのです。そのうえ今よりも、成分もかなり劣っていたようだったし、香料もずいぶん強烈だったと記憶しています。ですので、自分で勝手に肌診断をし、とりあえずチャレンジするしかなかったのです。また、最近では日本の化粧品もとてもいいものが増えていますが、あの頃は何といっても海外ものが全盛期。パッケージも、なんとなく洒落ていて、効果があるようにどうしても見えてしまい、きっと私の肌には本当は刺激が強すぎたと思うのですが使っていました。

だからという訳ではないのですが、その頃からの癖で今のように情報が増えてきても、何故か自分の体を張って試したくなってしまうのです。ですから常に、私のお化粧台の前には絶えず新しい物が並びます。肌に合っていると思うものでも、何年も続けているというものはわずか。あっちを試したり、こっちに浮気したりの繰り返しです。特に、この何年かは国内未入荷物や、アンチエイジもの、最近流行りの肌を美しくするファンデーションなど、増えることといったらありません。高級品シリーズも全盛の今は、そのコストも馬鹿にはなりませんが、どうしても自分の肌で試してみないと納得できないこの性格、厄介なものです。ただ、仕事で評価をしなくてはならない、美容ライターの方とは違うので、その目的の大半は自分の満足のためだったりして、それはやっぱり女としては楽しいし、そのうえ、時々ですが、そのおかげで肌がツルツル元気になったりすると、「これだ!これが探しつづけてきた物」と、誰に発表するでもないのに、一人ニヤニヤしたりしています。

でも、化粧品って面白いですね。値段、成分の違いや効果は本来かなりあるとは思いますが、自己満足、自分がキレイになったと信じる事で一番良いと判断してしまうのですから。だから、美しくあり続けたい女性にはいつまでたっても終わりがなく、次から次へと探し求めてしまうのでしょう。
それに加えて雑誌で良いと書いてあったとか、誰かにすごく効果があったと聞くと、またついつい試したい気持ちになってしまうのです。ですから自称コスメフリーク?としてはこれからも、体を張って前向きに頑張るつもりです。(エストネーションで作っているスキンケアの向上も目指しつつ)
ですので、是非皆様のアドバイス、情報をお待ちしています。

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