OLD midroom

若い頃から何故かこのてのイベントや、みんなで馬鹿騒ぎをするのが苦手だった私は、この合コン?というものを避けて通ってきた感じでした。また以前のコラムでも書いたように、人見知りも実はかなりひどいので、初めて会った人と急速に仲良くなる、ならなくてはいけない…、というのもどうも苦手で、苦痛だったからです。 そのかわりに、自分と気の合う人、仲間とはゆっくり何時間でも話たり飲んだり出来る、していたいそんな極端な性格。でも最近は、「よく人から合コンしようよ。セットしてよ。」と、ご依頼のお電話をいただくことが増えてきました(何故かしら?)。最初の頃は、何だか面倒くさいし、男女間は複雑、どうなるか分からないこと...

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30代、40代、自分の年令が上がっていけばいくほど、若い人を何とかして早く育てたいと言う気持ちになってきます。働きだして、20年以上が経ち、今まではある意味で多くの人達に支えられ、楽しく、我侭に?自分の仕事や夢に向かってやってきましたが。正直、いつまでもこのままの状態ではいけないと思うときがあります。これは、仕事を辞めると言う意味ではなく、今の自分の仕事をより広げていきたいので、そのためにも自分の周りの人を育てて行くことをしなくてはならない時期にきていると言う事なのです。そして、それが上手く出来ていかなければ自分の成長もない、止まってしまう事になるという事実。それは、勿論自分にとってもマイナス...

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単純な発想?

初対面の男の人にお目にかかると、年齢や見た目の話になり、ありがたい事に「年より若く見えますね。そのわけはご主人が若いか、彼氏が若いからなのでは?」そんなことを、冗談っぽく、また興味深々に言う人が意外と多いのですが、皆さんはそんな経験ありませんか? 私は、そう言われるたびに「そんなことは全然関係ありません、自分の顔は自分が作るもの、もちろん周りの環境や、人からの影響が全くないとは言いませんが、こんな軽い一言で判断されては困ります。」と心の中で反論する自分がいます。みんな、自分に責任を持って生きているし、自分探しも常にしていきたいし、男の人とも、いい関係でいるような努力や距離感ももう十分学んでいる...

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先週の金曜日、久しぶりに都内で気持ちのいい時間を過ごす事ができました。 そのわけは、ある方のウェディングパーティが白金の庭園美術館で行われたからでした。 もちろん、パーティの内容や、新郎、新婦の方がとても美しかったこともあったのですが、木々の匂い、土の温かみ、そしてアールデコの建築物、それはそれは美しく心が洗われるような清々しい気分。少し早めに到着したおかげで、美術館の中をゆっくり見て回れたことも、とても幸せな気分になり、最近忘れかけていたゆっくりした自分の時間を、味わう事が出来ました。そして、あわせて自然に包まれていることの心地良さをしみじみ感じたのでした。 夕方から夜にかけて、この東京が一...

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最近久しぶりに、ある方からとても素適なラブレター?をいただきました。 多分その方は、久しぶりにご飯をご一緒したお礼のつもりで書いてくださったものなのでしょうが、私としては何だかととても嬉しい気持ち、ドキドキした気持ちになったので、今回は手紙イコール文字について書いてみようと思いました。 元来、私も含めて日本人はシャイで自分の気持ちを正直に、また面と向かって相手の方に言う事が苦手です。でも時には、自分の気持ちをどうしても誰かに伝えておきたいこともあります。特に感謝の気持ちや、好き、会いたい!という事を伝える時や謝りたい場合などには、この手紙やメールというのが本当に便利ですし、私にとっては強い味方...

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父が亡くなり、母が今のように具合が悪くなり外に出かけることもままならなくなったせいでしょうか、子供の頃のように親戚と会う、過ごすということが本当になくなってきました。若い頃はそれでも、従兄弟の結婚式や祖父母のお葬式などの冠婚葬祭もあり、何年かに一回はみんなで“ああでもないこうでもない”と話したりすることもあったのに、今ではその中心だった親の兄弟が一人亡くなり、二人亡くなりとなっていくと、ますます、その子供の私たち世代は生活環境の違い、仕事の忙しさなどを理由にまったくの疎遠状態。それでも従兄弟の中で一番年下だった私は、好きな従兄弟がいて、彼女とはよくご飯を食べたりしていました。でも、その彼女もダ...

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アルマーニの仕事をしていたとき、本当に忙しくて何だかお昼ご飯を食べるのもままならないことが良くありました。その上、外部の人や違う部署の人との会議もかなり多くて、自分のチームの人とゆっくりご飯をしたり話をすることもできなかった時期がかなり長く続きました。 そんな時、よく近くのレストランに一人で出かけることもあり、確かに一人は何だかとても寂しい気持ちになった時もあったけれど、同時にほっとした気分になった事もよくありました。その訳は、仕事であまりにも多くの人に会い接していると、一人の気楽さや楽しさを自然に求めててしまうことがあるからでしょうか。これは、若い時には絶対になかった感情で、一人の時間の重要...

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六本木ヒルズがオープンしたからでしょうか?六本木が私にとっては、昔から憧れの街だった事を思い出しました。 10代の終わり、ホンの少し背伸びして、カーディナールで待ち合わせをしたり、キャンティで背伸びしてデザートを買ったり、食べたりしていた事を思い出します。あの頃は、モデルさんの世界もハーフの人が全盛の時で彼らの溜まり場が六本木。彼らはトレンドの服に身を包み、キレイな女の子を連れてよくお茶をしていました。それが何だかとってもカッコ良くてオシャレで、私もあんなふうな大人になりたい!といつも遠くから憧れていました。 そして大学生になったと同時にスクエアビルにどんどんオープンするディスコに出かけては...

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六本木ヒルズ店のオープン準備の頃から、私にとってこの春夏のスタイルとして大人のかっこいいカジュアルが課題となっています。(何故ならスニーカーを履く事が非常に多かったからかも知れませんが。)ミラノでは自然に目にする大人の女性たちのシンプルで強い着こなし、カジュアル度、スポーティ度、セクシーな感じが下品にならずにできるようになれたら嬉しいと、何だかいつもそう思いながらため息まじりに見ていました。 でも、私もそろそろいい年です、何を着ても絶対に子供には見えないはず。 だから最近は、うんとスポーティにまた、コンサバなものをセクシーに着こなす事にトライしたくなりました。そこで、そんな時は何が一番大事なの...

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六本木ヒルズ店の準備、構想を始めてどのくらいが過ぎたのでしょうか。 有楽町店の仕事をしながら横目で、次の出店はいつ、どこで、どうなるのか、どのくらいの規模で、どのくらいの予算などを考え、何度も何度もあの場所を見に行ったり会議をしたり、喧々諤々みんなで話し合ってきました。そして、オープンする事を決定してから、本当に大きな課題、宿題をもらったと身の引き締まり毎日を味わい、この何ヶ月かは胃が痛くなることがとても多くなった感じです。有楽町の店舗の倍の広さだから、六本木の売上は、もちろんそれに見合ったくらい売らなくては、また売るにはどうしようか、本当にそんなに売れるの?そもそも、あのエリアにはどんな人が...

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