MESSAGE - 2025/03

毎年、この時期は二泊くらいのお休みを取り、三重県の菩提寺まで出かけていましたが、去年の春に墓じまいをし、東京のお寺に両親のお骨を移動してから、なんだかお墓参りが身近で楽しい行事の一つになっています。 仲良しの従妹と、連絡を取りながら、同じお墓に入っている大好きだった祖父母、お世話になったおじさん、おばさんと、私の両親に会いに永福町にあるお寺さんに向かいます。 お墓を掃除して、お花やお線香を買ってお墓の前で手を合わせながら、うれしい気持ちで一杯になります。 ...

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この数年、周りで還暦を迎える人たちが増え、その度に楽しくて懐かしいお祝いの会が開催され、久しぶりにお目にかかれる方たちと幸せな時間を過ごしています。 とくに、そのパーティや食事の場で若いころの写真や思い出の写真を見ると、あまりにも昔っぽいファッションや髪型、メイクで、今との変わりようにびっくりしています。 人によってはとても痩せていたり、逆にすごーく太っていたり、誰なの?と疑ってしまうほどの変化にその場はいつも大盛り上がりです。 先日もそんな楽しい会が...

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お手伝いが始まった新しいブランドさんのイベントが大阪で開催されるとお聞きし、日帰りではありましたが、久しぶりに大阪に伺ってきました。 中之島にある私好みのアンティ―クな公会堂で行われた「G-FRANCO デニムデザインアワード2025」。 若いクリエイターの方々を、応援するという企業として、ブランドとしての姿勢が素晴らしいとワクワクしながら会場に到着しました。 ファッションショー形式の発表会と合わせて、今度は彼らが直接その商品を説明するというコミュニケーシ...

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フェイラーのクリエーティブのディレクターのお仕事を、お手伝いし始めて今年で11年。 黒地に花柄のイメージから、楽しい柄、かわいい柄、クスッっと笑顔にしてくれるような柄、おしゃれな柄と以前のイメージから新しいイメージに刷新し、より幅広い年齢層の方に愛されるフェイラーにするためのリブランディングを進めてきました。 そして、一番初めに取り組んだ "ラブラリーバイフェイラー"という、ネーミングやコンセプトやお店の場所にもこだわった新しいブランドをスタートしたのも...

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毎年この時期は、トランクルームのカギを開けて大好きなお雛様を取り出して、家を飾るのが楽しみになっています。両親と住んでいた家を処分する時に、家族の写真と同じくらい大事に持っていたいと思ったお雛様。箱の裏には、母の文字で「みどりの初節句に千駄ヶ谷の祖父母から贈られる」と書かれているのを見るたびに、母との懐かしい思い出もよみがえってきます。 床の間のある奥の部屋に、母がひな祭りの歌を歌いながら七段のひな壇を組み立て、その上に真っ赤な毛氈を敷き、一人一人に丁寧...

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