OLD midroom

人事問題は繊細です。

人事の問題は、一番仕事の中でも繊細で、難しい部分です。
その人の特性、性格をきちんと把握し、冷静にまた適材適所、モチベーションが上がるようにいろいろと判断し行動しなければらないからです。理解できるまでキチンと話し込みながら、楽しく仕事が出来るように、いつも気をつけて、また注意しながら話すようにしています。そしてその人が目指してる方向は?これからやりたいことは?、また会社や部署としてやってもらいたいことは何なのか?、などを具体的に分かりやすく伝える必要があるとも思っています。そしていつも私は、人を動かす、異動させる場合は、“部下は選べるけれど、上司は選べない” というこの気持ちを絶対に忘れないようにしたいと思いながら行動を起こします。若い頃、自分が自分がと出る釘のような使いにくい私を、キチンと導いてくれた上司のおかげで今の私はありますし、またそんな上司を見ながら、こういう良いところは学びたい、真似したい、こういう嫌なところは許せない、絶対に真似しないでやり遂げれる上司になりたいと、何回、何十回思ったことでしょう。

そして、本当に自分が何人かの部下を持った時には、それを常に意識し自分がして欲しくないことはしない、させないと思いながらやって来てはいるつもりですが、まぁ、そう思ってはいても、なかなか難しいし出来ていないことも多いかとは思います。 でもこの考え、ポリシーは、私の仕事の仕方、ルール、自分で自分に課している部分でもあるのです。今の職場でも、この人には、もっとこんな仕事をして欲しい、この人には、この部署の方が向いているのでは、など日々いろいろな問題が出てきます。そして、それを冷静に、きちんと納得するまで話す、説明するというのは、かなりの労力が必要です。でも、仕事は本当に一人では出来ません、一人でやれる範囲はあまりに狭いし、広がり、スケールに限界があります。だから、、自分の欠点や出来ない事を冷静に分析し、その部分を助けてくれる人と一緒になって進みたい。そして、それが出来てくると仕事はますます広がり、また自分のやりたい、なりたい仕事が見えて来るはずですし、会社も、部署もどんどん大きくなれると思うからです。 勿論、上司になると言う事は、当然会社の利益、方向性も考えて動かなくてはなりませんが、それだけに重きを置いてしまうと、人を生かせない、むしろ殺してしまう事もあったりします。最近、特に多くの人と話、接していると、この部分がとても見えてきてまた気になっている感じです。個人を生かせる会社や上司でありたい。尊重しあえる仲間でありたい。

人財が人罪にならないように、また1人1人が笑顔で前向きに働けるように応援したり、理解できるような上司でありたい、そう思っている私です。

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