OLD midroom

素適な仲間たち、8

彼らはこのエストネーションの立ち上げを一緒に考え、悩み、けんかしそれでもこの4年間近くやってきた二人です。

そもそも、Oさんとは、バーニーズの立ち上げの時に出会いました。
年齢は私のほうがかなり上ですが個人的にも彼と私のだんなさんが友人ということや、Oさんの奥さんもバーニーズの元社員の方だったこともあり、公私ともどもかなり親しい感じです。

また、もう一人が、彼の先輩であるYさん。
彼とは、私は今回のプロジェクトを通じて出会いました。
もともとOさんの先輩で、彼らは以前からとても仲良しだったようです。そんな3人が「大人が楽しめるお店がないよね。」「仕事をするときに着られる服がないよね。」とかお互いに、食事をする機会ごとに話たりしていました。

そんな中、何時頃だったかは、記憶がさだかではありませんが、それならこの話、この考えをもう少し具体的に考えて見たいね。ということになりました。月に1回の打ち合わせが、2週間に一回になり、時には週に一回になり、前に進んだり、悩んだり、意見が分かれたり、やけに盛り上がったり、そうしてこのプロジェクトは進みはじめました。

ターゲットを決めるときや、名前を決めるときなども何度、もめたか分かりません。でも、一番面白かったのはやはり二人の考え方と、自分の考え方の違いを感じたときです。それは、時として今までの仕事をしてきた環境の違いだったり、しいては男と女の感覚的な相違からくるものだったり・・・・いろいろな理由からくる感じでした。きっと、若い時の自分だったら、とっくに辞めていたに違いありません。でも、今回はこの夢がかなうならば、かなう日がくるならばと、思い直してまた前をみて続けてきました。たまたま、みんなの得意な分野も違っていましたし、だからこそ信頼し尊敬し補う、そんな気持ちでやってこれたのでしょう。

昨年の9月に会社ができるまでは、3人で8畳ぐらいのオフィスで朝から晩まで、ああでもないこうでもないと話続けていたり、一緒に働いてくれる仲間を探して、何人かの人にあったりとそんな毎日でした。あれから、1年、この名もないエストネーションを信じて集まってくれた仲間は今や80人を超え、それぞれの分野で皆が今までの力を発揮してがんばってくれています。その皆の気持ちを考えると、ますます頑張らなくては思います。OさんもYさんもそう思っていることでしょう。

そして、今日2001.9.1 ここ有楽町にお店がオープンします。私たちにとっては、本当に夢の夢だったことが、現実となって歩み始めた記念すべき日です。また反対に、どのように皆さんに理解され、評価されていくのかと思うと恐ろしい日でもあります。

でも、これからも自分達を信じて、そして一緒に集まってくれた皆を裏切らないように、(もちろんお客様も)進んで行きましょう。常に初心を忘れずに。そして何年か後に、自分達の人生にとって一番素晴らしい日だったと言えるようになりましょうネ!

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