OLD midroom

いつまでも新しい人でいたのですが。

毎日、着ていく洋服を決めると言うのは楽しいようでもあり、大変な事でもある。
仕事の時はもちろん気分だけでなく、その日にお目にかかる方、その時の内容などによって決めたりしているけれど。でも時々、自分が考えているものを着た時に今日は新しい人でいけている人、今回はなんだか古くさい人と感じる時があったりする。皆さんはそんな風に感じる事はありませんか。

例えば、同じように白いシャツにシンプルなクロのスカートを着たとする。そうした時にシルエットなのか、サイズなのか、はたまた素材感なのか、何故かしっくりこない日があったりする。そんな時、私は慌てて全身が写る鏡の前に行き、その日の自分をくまなくジロジロ見てみる。そもそも白いシャツや、ポロシャツ、Tシャツ等と言うのはどうもあまり変化がないように思っていたりする人も多いかもしれないが、実は意外にシーズン毎で微妙に変化していて、それが流行イコール新しいと言う事になるらしい。今の主流は全体的にシルエットがタイトなもので、体の線が見えるくらいのラインが多い。だから、2年ぐらい前のものだとゆとりがありすぎて古臭いスッキリしない感じになってしまう気がするのだろう。

でも、こうやっていつも新しいスタイル探しをしている私に、時々とても馬鹿バカしくなったり、疲れない?いつもそんなことばかり気にしていているのは…。と言われる事があった。
しかし私はこれをやめてしまうと、一気におばさん化の道を転げ落ちてしまうようになり、取り返しのつかない事が起きてしまいそうな気がして、そういう新しい人、服、物探しを怖くて止めることができない。ある雑誌の方と話したときも同じような話題になり、今は年齢で人をまとめる事も出来ないし、分ける事も出来ない。そして、本当に個人個人でその差はとても違っていて、驚くことがあると言っていたのを思い出したし。でも、このようなことはとても良いことで、怠け者の私なんてそういう周りの人に常に刺激を受け、お手本があるからやっていけている人のひとり。そして、常に自分の中の新しい人、スタイル探しを楽しんでいる感じなのだ。
いつまでも、自分のなりたい自分、好きな自分を目指して頑張って生きましょうよ。
他の人に振りまわされる事なく自分のやり方で。
それができてこそ、いつまでも新鮮な本当の意味での新しい人にもなれるし、楽しめるのでは。

※ コメントはすぐに反映されません。公開されるまでにお時間をいただきますのでご了承ください。

このページの上部へ

ARCHIVES