OLD midroom

ミラノから VOL.2

今、ミラノからの帰り飛行機の中です。昨日までみた、2003春夏コレクションの最新情報をどの雑誌よりも早く皆様にお伝えしようと思います。
春夏コレクションということもあり、どのブランドもかなり肌の露出度は高く、また透けた素材・光った素材・メッシュなどセクシーな服が多く見られました。でもその逆でスポーティなアイテム、ライダースブーツ、カーゴパンツ、ボクサーパンツ、パーカ、ランニング等もアレンジされてはいましたが、登場したりしていました。それに何となくミリタリーな感じのものもあったりして各々のブランド、デザイナーの個性・得意分野が分かれたコレクションでした。色としては、白・黒・ベージュに加えてネイビー、ヌードピンク(サーモン)、ゴールド、ブロンズ、レッド、オレンジなど。その中でも私が気になったのは、ヌーディなピンク。優しくて大人っぽくて今までの自分には無いイメージで、どこかにポイントとして取り入れたいなぁなんて考えています。またネイビーも光った素材を使えば、トラッドとは異なった雰囲気にもなるし意外と注目のカラーかも知れませんね!

小物ではトング、メッシュ風サンダル、ロングブーツ、ライダースブーツが印象に残っています。それをホットパンツ・ミニスカートで着こなす、ミスマッチなコーディネイトが久々に楽しかったです。また、そうそう!それからベルト風トメ金(バックル風)やファスナーのアレンジしたものがスカート、シャツ、パンツなど色々なところに使われていて、面白いアレンジになっていました。日本のマーケットでは、きっと上手にコピーして使われることでしょう。

4日間だけの滞在でしたので、全てのブランドをみれたわけではないので、絶対にコレが流行るなんてことは言えませんが、2003年春夏は、セクシーとスポーティが自分の中ではキーワード。ヌードピンクは着てみたい色になって、何だか楽しい気分です。それからミラノの街中を歩いていて感じた事は、今年は確かにチョコ茶色が流行っていましたが、しかし黒色の人もたくさんいて、やっぱり永遠に黒はなくてはならないのだと実感しました。ただ何となく私も今、スポーツクラブにかなり気持ちが入っているため、パーカ、Tシャツ、スエットパンツのオシャレで大人っぽいモノが欲しくて欲しくてたまりません。運動している時だけに着るのではなく、それを日常着として着たいし、着れるモノ。それをいろいろなお店で発見し、来年あたり日本でもPUMAだけでなくオシャレなスポーツウェアが流行するような気がしました。

その他は、今や世界はひとつ。ミラノも日本もそんなに大きな差はなかったかなァ。
でも以前、行列を作っていたお店、グッチ、プラダ、ルイ ヴィトンなどは、こちらではもうかなり静か…。今はドルチェ&ガバーナやイブ サンローランが注目されていたし、元気かも?こうやって新しいものが出てきては消えていき、また何かが生まれるファッションビジネスの面白さや恐ろしさをいつも海外に出ると強く感じます。そして今までは、どの国に行っても一番のお買い物好きは日本人でしたが、最近では中国語・韓国語が多く聞かれ、何だか新しいパワーを感じます。不景気な日本でも、若い人、女の子は関係がない!そんな風に言われてきましたが、やはりそうとは言えないような気がしますね(日本のYENが弱いということもあるかも知れませんが…)。

以上、ミラノからの第二弾をお伝えしました。
「まだ冬も来ていないのに、来年の春夏なんて考えられない。」と思っている皆さん!露出度の高い(傾向にある)来年までにシェイプアップして美しい足、身体で頑張りましょう!楽しみ楽しみ…。

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