OLD midroom

真夜中の恋愛講座。

仕事で知り合った仲間と、何ヶ月かに1回飲み会をしている。
メンバーは6人、美しい4人の30代以上の一線で輝きながら働いている女性?と、見るからに女性にもてそう、遊んでそうな男性2人という構成。いつから、このような感じで集まるようになったのかは、正直言って定かではないけれど、仕事以外の話ができる、本当に素適な関係だ。

一次会は美味しいものを食べる目的で、飲んだり騒いだりで始まり、12時以降に誰かの知っているバーに場所を移して、かなり色っぽい話や、最近の恋愛の悩み、その進行状況を話し始める。それが、かなりいつもディープで気付かされること、考えさせられることがとても多い。

先週も久しぶりにこの会が催され、予定どおり「最近そういえばどうなのよ?」という感じで話しが始まった。年上、年下、お金がある、ない、仕事で知り合った人、元々友だちだったのに、今は?のように何一つとってみてもやはりそれぞれが、それぞれに悩み、問題を感じ、進行している様子、その一つ一つに個人差が出ていて面白い。
ある時、誰かを好きになる、そしてそれがいつしか一緒にいたい気持ちになり、恋に落ちていく…というのが通常もっともシンプルなケースだと私は思っているけれど、これも人によっては違っていて聞けば聞くほど、勉強にもなるし驚ろかされる感じだ。結婚という事になれば、ますますいろいろな条件が気になったり、どうせならこうであって欲しいと言うような理想もあり、それは一つの定義や考えだけではどうにもならないことも事実のようだし。
私なんて、好き、一緒にいたい、見ていたい、触れていたい、本当にそんな単純な理由で、人を好きになるので結婚したときも、誰かを好きになるときも始まりはいつも同じなのに。
そして、少しでもその人の側で同じ物を見たり、聞いたりしたい、同じように何かを感じたい、分かち合いたい、そんな気持ちが一人の人に向けられ恋するという気持ちに変化していき、仕事では見せる事の出来ない、素の女である自分を出せる関係、忘れていた弱さ、優しさを思い出させてくれる人に向かって、まっすぐ何も見えなくなって突進していくのが常なんだけどなぁ。
最近は、なかなかそんなことにもなりにくいのだけれど…。

いつも、こんなことを皆で話しながら、夜がふけていく。夜中の3時、誰かを好きになるという気持ちは絶対に忘れたくないなー。とつくづく思い、タクシーに乗った私でした。

※ コメントはすぐに反映されません。公開されるまでにお時間をいただきますのでご了承ください。

このページの上部へ

ARCHIVES