OLD midroom - 2004/05

最近何だか私、とても涙もろくなりました。 若い頃は、何を言われても、観ても、平気でいられたのに、テレビを観たり映画を見たり、または友人・知人の結婚式に参列したりすると、最近は何だかウルウルきてしまうのです。多分この年齢になり、いろいろなことを経験してくると、その人の気持ちが見えてくる、またはそのご両親の気持ちや、周りで支えている人の心がびしびし感じられてきて、何だか感動してしまうようです。 でも、この涙もろくなるのは、私だけではないみたいで、友人達も甲子園の決勝戦で選手のインタビューを聞いていたら、本当に純粋で号泣したとか、子供の出てくる映画に弱いとか言っていました。(いつのまに、あの純粋さ...

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出発点

時間と共に人は変化します。 仕事をしていると特に向上したい、自分の可能性を見つけたい、知りたい、と感じるものです。そういえば若い時、とても仕事の出来る男の人を好きになりました。何を聞いてもきちんと丁寧に説明してくれたり、教えてくれたり、励ましてくれたりして、それはもう信頼と尊敬の気持ちで一杯になりました。そして、それがいつかその人に対して、異性としての“好き”という気持ちに変わり、少しでも一緒にいたい、近づきたい、学びつづけたいという気持ちになっていきました。側にいるようになって、余計にいろいろな事を気付かせてもらい、ますます私は彼を好きになり、大切な人として思うようになりました。 時々脱線し...

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なかなかまとまった休みが取れない私は、少しの時間を見つけては自然の中でゆっくり過ごすようにしています。有栖川公園、何週間か前に行った駒場公園の近く、代々木公園、白金庭園美術館あたりなどグリーンに囲まれていると心が休まります。そして、青い空や雲の流れを感じては気持ちが優しくなるような感じです。また、最近は増えたオープンテラスを見つけ、お茶の時間、ランチと理由をつけては風を感じています。気持ちのいい場所、好きな時間、人、が私に与えてくれる優雅で和やかな時間は仕事の活力にもなります。 毎日、たくさんの人に囲まれて働いているので、本当の意味で一人になることがないこの頃、時々「誰も私に話しかけないで、...

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心の揺れ。

心が揺れる、最近よくそんな風に感じる事があります。 理由は、仕事に追われていて、本当にあるべき自分の姿を見失いがちになってしまうことかもしれませんし、これから先に何が起こり、何が止まり、進んでいくのかが不安でたまらなくなることからかもしれません。自分の老いていくスタイル、気持ち、考えを素直に受け入れたとしても何だか本当にそれでいいのか、それが幸せに繋がるのか、分からなくなるときがあります。そして若い頃から、ただ前だけを向いてやってきた私も、時には立ち止まってみたくなります。後ろを振り返るのではなく、周りを見まわす余裕、気持ち、またそこから見えてくる新しい何か?を探す為にも。 そしてそれと並行...

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