OLD midroom

思い出は写真の中に。

この頃、そういえば写真を撮る、撮られることが仕事以外では、ほとんどない私です。
もともと、好きじゃない、恥ずかしい、苦手、という個人的な理由と、子供がいない家庭環境で記録、成長を残す必要性がないからかもしれません。でも、そんな私でも、時々友人とご飯、パーティ、旅行などに行くと、デジカメを持っている人が必ず最近では一人や二人はいて撮影会になる時があります。みんなの笑っている顔、照れている顔、ニヤけている顔、少し困惑している顔、、、と後から見直すととても楽しいものです。先日も、多分、かなり前に友人達と一緒に撮影したものが、「遅くなってごめんなさい。」の言葉と一緒にメールで届いて来ました。そのメールを開いた時の、なんとも楽しくて、嬉しくて、幸せだったこと。忘れかけていた、そのときの状況、食事、気持ち、話したこと、などが思い出されてきたからでしょうか。そして、その時の自分の気持ちと重なって、何だかかけがえのない自分の一ページ、一コマが蘇ってきて懐かしいような、嬉しいような気分になりました。

そういえば、学生の頃、一番仲良しだった友人が写真部だった事もあり、写真をよく撮ってくれて、それをまた凝って現像してプレゼントしてくれたことを思い出しました。修学旅行、体育祭、文化祭、友達同志で行った京都、、、など思いっきり泣いたり、笑ったりしている自分の素顔。心のままに生きていたあの頃、両親、友人、家族、すべての人に守られて愛されて、何も考えず、自由にわがままに生きていられた自分。みんなで何時間でも話しては笑い転げていた日々。好きな男の子の話しをしたり、お洒落、映画、音楽、と興味は尽きず何でも知りたい、試したい、そんな毎日でした。女子高だった事もあり、本当に何でも話せたクラスの仲間や先生。 あの時代が一番写真も、思い出も多かったかも。そして、写真も減り、日々の生活、興味にも変化が生まれた頃から、大人になってしまった自分がいたりして。仕事の顔と自分の顔も何故か自然と分けてしまっていたり。

写真の中ではいつも、ありのままの自分でいられたらいいな~、そして正直に年齢、生き方、心が写し出されても、受け入れられる自分でいたいものです。楽しい思い出がいっぱい詰まった写真、後になって何度見直しても、微笑んでしまうような写真が多いとより一層嬉しいですしね。

最近皆さんは写真を撮っていますか?

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