毎日、どんなに嫌なことがあったり悲しいことで自分が押しつぶされそうになっても、毎日暖かい太陽とともに朝が始まり、また美しい月と共に静かな夜が訪れるのです。 誰かを愛し、求め自分を探しつづける日々。仕事に追われる毎日の中でも必死に見つけ出そうとする、幸せの意義。女に生まれた自分を、時には重荷に感じたり、またあるときは慈しみながら生きてきたこの数十年間。いつのまにか、そのどれもが自分らしいと気がつき、傷ついたり、時には幸せだと感じた日々。 でも、最近また、これからの自分の人生、女としてのあり方を真剣にまた冷静に考えるようになっています。 20代で考えたこと、30代で悩んだ日々、40代で少し見え...
OLD midroom - 2005/02
40代最後の今年は、私にとっては素適な?また意味のある50代に向けての大切なスタートの時期と考えています。何故なら、これは私の個人的な考え方なのですが、今のままのペースで仕事を乗り切るにはかなりの体力と、精神力、好奇心が必要です。でも心に響く感性、楽しく何でもやってみたい気持ちを持ち続けるのは、やはり大変だと思うし、ガンガン歩いて、見てまわって、話して、聞いて、触って、感じて、そうする事が仕事の基本だと考えると、現場主義、現場が大好きな私にはそれが出来なくなったときが働けなくなる最後の時と感じているからです。ですので、自分の中で、まだまだ知りたいこと、試したい事、学びたい事があるうちはそれを何...
やせ我慢ではありませんが、一人の時間や空間が今の自分には必要だと気付きました。 子供の頃から、もちろん我侭放題、自由に育ててもらった現状とは裏腹に、母親が働いていたからでしょうか、保育園、祖母、祖父、お手伝いさん、母方の義理の姉というようにたくさんの人に育ててもらった私はかなり辛抱強く、しかも意外と我慢強いところのある女の子でした。その上、母方の実家が自宅と近いこともあり、子供頃から自分の家以外で泊まることも普通の子供以上に多く、実は神経質な点とどこでも一人で過ごすことができる二面性もあったりします。 そんな子供時代が功を奏して、今でも軽い荷物と心で、どこにでもさっさと出掛けて行けるのかもし...
お正月にお店に来てくださったお客様を見ていてつくづく感じました。 百貨店のお客様とは違い、圧倒的におしゃれが好き、ファッションが好き、人とは違うおしゃれがしたい、そんな強い期待や欲望をお持ちの方が圧倒的に多いと。 普通のお店とは絶対に違う、なにか面白いもの、かっこいいもの、そしてそれを自分らしく着たいし探したい、そんな気持ちでお店に来てくださっている方々をたくさんお見かけしました。そしてそれは、本当に嬉しい気持ちと同時に身が引きしまる思いでした。 私が若い頃、本当に敷居が高く、でもそのお店に行くのが嬉しくて、ドキドキして、いつかはそこでバンバンお買い物ができるような大人になりたい!そう思った...