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18年ぶりのパリは優しかった?

先週は、かなり久しぶりのパリ出張。
このところイタリアへ行くことが多かった私は、心地よい緊張感とワクワクした気分で出発しました。

数十年ぶりに乗ったエールフランスは、いつも周りからロストバゲージの話を聞かされていて良くないイメージでしたが(笑)、とりあえず荷物も出てきたし、アレンジしておいたタクシーも迎えに来てくれたし、まずは宿泊先に無事到着。
ただホテルと思って予約していたのは、なんと限定6室のアパルトマンスタイルの宿でした。
ギャラリーラファイエットの裏にあるこじんまりした建物の1階で、最初は戸惑ってドキドキしましたが、2日くらい過ごしてみると、静かでのんびりしていて、意外に自分の部屋に帰るような感じで居心地いい、、、そんな気持ちになってきました。

かつて観光で訪ねた時に感激したオペラ座はますます輝いて、仕事に向かう私を応援してくれているようにも思えましたし、近くで人気の日本食屋さんは、インテリアも素敵で長蛇の列に並ぶ多くのフランス人やアジア人を見ながら、日本人として嬉しい気分にもなりました。

そして何よりも一番驚いたのが、お店の販売スタッフやタクシーの運転手、レストランのギャルソンたちが優しく明るいこと。
30年くらい前に初めてパリに来た時に感じた「英語はもちろん、何を言ってもフランス語以外は話さないよ、僕たち(笑)」みたいな人が、ひとりもいなくなっていました。
今回は、英語はもちろん、、、時には片言の日本語を一生懸命話してくれる人が増えていて、それだけでどれほどリラックスできて楽しい気分で過ごせたことか。
アウェイ感満載の出張時は、こんな些細なことが凄く嬉しいし、ホッとするものです。

18年ぶりのパリは優しくなっていました。

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