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悔しい思い出(笑)を忘れずに

ずいぶん昔の事ですが、中学時代はバレーボール部、高校時代は陸上部と身体を動かすのが大好きでした。その中でも、小さいころから走ることで負けたことがない、、、そんな女の子でしたので、高校に入り、中学で区の大会の100メートルの女子の部で優勝したということで、陸上部の顧問の先生にスカウトされ(笑)、早く走ることに拘る生活がスタートしました。

暑い日も寒い日もグランドを走る、中距離、短距離、また今で言う筋トレとグラウンドがお友達的?な超体育会的な日々を過ごしていました。付属高校ということもあり、大学生の強くて有名な男子選手やコーチと一緒に合同で行う夏の合宿、みんなで頑張って一秒でも早く走れることを目指して、もう夢中になって走っていました。だからでしょうか、オリンピックや全日本陸上大会、世界陸上の時期はテレビの前でワクワクドキドキしながら、食い入るように観ている自分がいます(笑)。

今年はそんな大きな大会もほとんどがキャンセル。無観客で開催と、いつもと全く違う感じでなんだか寂しい感じです。

あのグランドに立った時に感じる、応援の人の歓声、ユニフォームの匂い、スパイクの匂い、今でもテレビをみながら思い出しています。頑張って練習したのに初めて、人の背中を見て走ったくやしさ、ほんの0.1秒で負けた時の辛さ。

仲間と頑張った400メートルリレー、自分たちにとっては一番良いタイムだったのに、決勝に行けなかった日。なんだか懐かしくて、楽しい思い出がよみがえります。

今は、あの時のように早く走ることはできませんが、前に向かって努力していたあの時の自分を忘れずにいたいと思っています。

悔しいと思えた、思い出を胸に。

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