OLD midroom - 2001/12

今週は、ミッドルームの更新が今年最後になりますので…。 前回までの話しの続きは、来年またスタートします。 今年は、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。 私はいい意味でも悪い意味でも仕事中心の年でした。今までも、もちろん忙しかったのですが、今年はお店のオープンや会社が本格的に動きだしたこともあり、何だかバタバタの12ヶ月でした。 そして、多くの方に出会い、どんなに助けていただいたことでしょうか。 思い出すたびに胸がキューンとして、それと同時に暖かい気分になったりするのです。 これまでも、何回となく会社を変わり、その度に自分の周りとの関係を思い知り、その人は本当に自分の友人だったのか、会社の...

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○○ジャパンでの仕事は、何事においても予想していた以上に本国との交渉に時間がかかりました。それは、時として何も分かっていない日本のことを言われるのですから、とても傷つく時がありました。 「何故日本に住んでいない人にそこまで言われるの」とか、 「日本とアジアのマーケットで本国の売上を支えているんじゃないの」とか、 何だか納得のいかないことばかり…。そして自分の役目は単なる窓口業務になるような気もしたり。やる気が半減してくる時もありました。またアルマーニは店舗もとても多いですし、ブランドも多い。その上それぞれが、もう日本に上陸して10年以上もたっているので、それを新しいイメージに変えていくのは並大...

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朝の成田に到着し、アルマーニ氏も含めてイタリアのスタッフ一行を待つこと1時間。 ついにアリタリアから彼らが降りてきました。迎えに行った日本側のスタッフ、社長も含めて8名は、とても緊張して顔もこわばった感じ、そしてもうこの時から、テレビカメラの取材もスタートしていました。そして車に乗り、レインボーブリッジを渡った頃には、この16年間の東京に変わり方にとても驚いている、アルマーニ氏がいました。 本当はそのままパークハイアットにチェックインする予定でしたが、今すぐに絵画館前の特設会場の進行状況を観に行きたいとおっしゃり、車は行き先を外苑に。 この彼のエネルギーの高さには、さすがに全員が驚いたものでし...

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こうして、区切りの40歳にアルマーニジャパンへ入社しました。 金曜日の夜まではバー二―ズにいて、皆との別れが悲しかったり、なんだかつらかったりして初めて会社で涙してしまいました。 そして、月曜日にはアルマーニジャパンで働きだすという、かなりハードな感じ。そのうえ、今度はある意味で本当の外資系、今までとは比べ物にならないような厳しいことが求められるような感じでした。また、本国との関係も全然違うと思いましたし、自分がどのようなことをここではしなくてはならないのか、一日も早く見つけなくてはと、少しあせっていました。 そして、出社一日目、期待と不安とやる気で席に就いたときです。私のチームになってくれた...

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