海外から戻ってくると必ず、なんだか大人のいい顔の男(ヒト)に会いたい病にかかってしまいます。 何故なら、日本人の男性は特に女性の年を気にする人が多く、いつまでも若いこと、若い人の方が人気があったり、興味があるようです。 どうせご飯を食べるのなら、若くてかわいい人、きれいな人のほうが絶対に良いなどと、いまだにそういう男の人が多いのも驚きです。(遅れていると思いませんか?) では、そう言っている男の人は自分の顔や生き方に磨きをかけているのでしょうか。 疲れたとか、忙しいとか言いながら自分への投資を怠けてはいませんか。 確かに、30代を過ぎるころになると、異常なほど仕事の時間が増え、なかなか自分の時...
OLD midroom - 2002/03
最近、母が再び倒れてしまい、病院生活がまたスタートしてしまいました。 前回のガンでの入院とはかなり状況が違い、今回は内臓的にどこかが悪いというよりは体が老人化してきたことで歩く事が困難になったり、自分の食事をもう作ることもできなくなったのだ。つまりはあんなに自分ひとりで生きていきたいとし、強い主張をしていた事がすべて出来なくなってしまったのです。そのうえ、倒れてしまったショックで当分は寝たきりでいたいと言い出すし、もうわがまな子供のような状態になってしまった。また倒れたその日は顔中傷だらけ、頭も混乱していて対話をしていても何が言いたいのか、まったく分からない痴呆老人の一歩手前のようだった。 そ...
久しぶりにミラノに来ています。 もちろん目的は、2002-2003 F/W ミラノコレクションと買い付け、商品開発のためですが、特にこの時期は世界中のファッションビジネス関係者がここに集まるので、実は、それを見ることも私の仕事だと思っています。何故かと言うと、世界中から集まる彼らの多くは、とても自分のスタイルを持っているし、それにとても上手にその時々のファッショントレンドをプラスして、カッコ良く、新鮮に見せる事が自然に出来ていて、私にとってはすごく刺激になるからです。 黒い服の人が多い事は相変わらずでしたが、小物の選び方、バッグ&シューズの合わせ方、そしてサングラスに至るまで、本当に一人一人が...
会社のためでもなく、もちろん自分のためでもなく自分と同じように働いている人たちが、仕事以外で仲良くなれることはないだろうか?また仕事や駆け引きなしに語り合えるような関係が、もっとあってもいいのではないか?と思ったのが、ちょうど1年前。 どうなるかもあまり考えずに、友人に声をかけ、半ば脅しのような感じで無理やり参加してもらったりしてスタートしました。また週刊にしたのも、そのほうが常に新鮮だし読む人に喜んでもらえるはずと…。(毎週書くということが、こんなにも大変な事とはそのときは予想もしませんでしたし…。) 言い出しっぺの私はともかく、書いて頂いている皆さんには、いつも本当に申し訳ないと思っていま...