OLD midroom - 2004/08

最初の上司?

若い頃は何も出来ていないにも関わらず、自分ひとりで何でも出来ているような錯覚に陥っていました。その頃、そんな私を常に厳しくも暖かく応援してくれた上司がいました。 まずは、メルローズ時代の社長。私と社長との出会いは23年前、入社面接の時、かなりやり手の40代後半の青年実業家という感じでした。その頃飛ぶとリ落とす勢いだった、ビギグループの社長の彼は、その当時ある意味業界のカリスマ的存在でした。優しい風貌の中にも厳しい感じで、まさに油ののった魅力あふれる感じでした。質問も的確でストレート、とても分かりやすい勢いのある面接、会社という感じでした。でも、このときの最終面接では、彼の一言で、他の役員の人...

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やりがい

仕事のやりがいは人によって違います。 年齢、性別、その時の状況、環境にも大きく左右されますし、難しいものです。 私も若い頃は、自分中心、偉くなりたい、お給料たくさん欲しい、人に左右されずに何でも決めたい、やりたい、なんて本当に我侭放題な感じでした。でも最近は、それよりも人の為になる仕事がしたい、世の中に今まで自分がしてきたことで恩返しができることはないかなーと考えるようになりました。 同じように、働いている人が少しでも、キレイになったり、オシャレになることで、楽しい毎日が、時間が、仕事が出来るようになったら嬉しいです。例えば、疲れて死にそうな時、エストネーションに寄って洋服をみたり、お花を買...

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男の人を異性として意識し始めた10代の終わり、ある人に出会いました。 少し偏屈で気難しいところはあったけれど、その頃の私には無口で優しく正直でまっすぐな性格がとても新鮮でした。学校の友達とは全然違う、少し影のある横顔、話し方、それでいて目に力のあるところにどんどん惹かれていきました。付き合うこと6年、家庭環境の差やその頃の彼の仕事を理由に、親に反対されても何度も目を盗んでは続けていた若い恋。今なら、自分の思いのままに進むほうを選んだでしょうが、その頃の私はそんなだいそれたことが出来ないような子でしたので・・・。そして、そんな彼から逃れるように安定した人を選び結婚してしまった私。 あれから20...

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いろいろな人にお目にかかると「いつも忙しそうですね」と言われる事がよくあります。 多分いつもバタバタした感じが、私のトレードマークになっているのでしょうか?自分ではそんなに忙しいわけでもないし、そんなに追われているわけでも無いのに、ダメですね。でも、このファッション業界は本当に一年が早く、あっという間にシーズンが流れていきます。今だって、もう一年後の秋冬を考えて動いていますし、、、、そんなことを何年もやっていると自分の中の季節感が狂ってしまっているのかもしれません。 そういえば昔は、この忙しさが好きな自分がいて、そうしているとなんだか頑張れていれるような錯覚があり、嬉しいような自己満足に陥っ...

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