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初めての学校の先生、、、

今週は、またまた今までとは違うお仕事をさせていただきました。
お知り合いの方からのご依頼で、鎌倉にある美容学校の先生のお仕事です。

授業は、自分をいかにプレゼンテーションするか?学校を卒業して来春からそれぞれが自分の好きな美容院で働きだす2年生を対象にお店では何を着て働くか?
また、そのスタイリングがいかに、自分の顧客作りにつながり、自分の将来をハッピーにするか?など、今までは自分のためにだけ洋服を買い、着ることしかしてこなかった彼らにはもしかしたら難しい課題だったかもしれません。
そこで、今日のこの講義には自分がお店で働くことを想定してスタイリングをして、そしてそれを選んだ理由を自分の言葉で、みんなの前で発表するという宿題を出させていただき今日の授業に臨みました。
多分今までは経験したことのない、実践的でためになる??90分になることを願って、教壇に上りました。

一人一人が自分の言葉で、自分のスタイリングを説明することのむずかしさ?楽しさ?恐ろしさ?は彼らにとってはきっと初めての体験。
でも、あと半年もし、お店で働きだせば毎日が、そんなことのくり返し。
お客様の厳しいまなざしにさらされ、また先輩やお店のスタイルとのギャップや夢との現実の違いにも悩み、その上技術を学び、向上することも日々の仕事と、、、、本当にしばらくは針の筵のような生活が続くことになることでしょう。
それでも、自分が選んだ技術職であるこの美容の仕事は、人を幸せにすると気がつくには多くの努力とあきらめずに続けるという強い意志、自分を磨くこと、ファッション、人との接触を楽しむ余裕が必要。

そして私もそうだけれど、自分のコーディネートアドバイスで、その人が素敵に見えたり、仕事が成功したり、時には恋が実れば、なんて幸せなことでしょう。

よくセミナーで、パーソナルコーディネートをさせていただくと、ほんの一分、ほんのひとおり、ひとつまみがまるで白雪姫が魔法から溶けて目覚めたときの、あのきらきら輝く瞬間を身近に感じた時と重なって、ファッションの仕事は楽しくてやめられないのです。

今日、教えさせていただいた生徒さんの一人でも、二人でもが、後30年たち、私と同じ年代になった時にそう感じる時が一度でも、二度でもあれば嬉しいものです。

陰ながら応援していますので、、、、、皆さん頑張ってくださいね。
そして、今日はありがとうございました。

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