この仕事を長ーくしていると、あなたは友達が多いでしょう？と、言われることがよくあります。
でも私の中では、仕事でご一緒した方は友人、友達とは違うカテゴリーの人達ですし、人から〇〇さんとは友達だよね？と聞かれても、お仕事でご一緒したことはあるけれど友人ではない、知り合いかな？と答えることが多いです。
もちろん、そういう皆様が私の仕事にとっては、大切な財産であり、人脈、ブレーンであることは事実ではありますが、その中で友人と呼ぶ方、友達としてお付き合いをしている方はそれほど多くはありません。

私の中での友人の定義は、一緒にプライベートの時間を過ごしたいと思える人、食事に行ったり、お酒を飲んだり、仕事以外の時間を共有したいと思う人。
最初の出会いや、お付き合いのきっかけは、もちろん仕事でご一緒し、一緒に苦楽を共にしたり、楽しんだりすることから始まることが多いのですが、その中で数人ですが、一緒においしいものを食べに行ったり、情報交換を楽しんだり、時には映画や、美術館、旅行にも行きたいと思える人が出てきて、そんな人が友人であり、心を開き、会えばあうほど仲良くなり、深い関係がスタートしていきます。

例えば、仕事以外でも友人になることも多く、先日は、何十年も通っているレストランのオーナーの家族と初めて一緒に私のお気に入りのイタリアンに行き、昔話や知り合いの懐かしい思い出話で盛り上がりました。
いつもはレストランのカウンター越しに話したり、おいしいものを出して下さる、シェフとお客という関係から、私のお気に入りの場所でおいしい時間をご一緒したことで、一層お互いの距離も近くなり、私にとっては友人、友達が一人増えた(笑)幸せな夜になりました。

また、ある日の夜は、よく行くおいしい中華のお店のご夫婦からお誘いをいただき、彼らのお気に入りのレストランにご一緒することがありました。
すると、ここでもまたいつもとは違ったお二人の一面や人柄、性格を知ることができ、すっかり仲良しになりました。
仕事以外で出会った方が友人、友達になってくれるのは、この年齢になったからこそできることの一つ。
今では仕事以外でこんな風に出会い、食事の場を通して出来た友人が増えていくことが、本当にうれしいと感じることが増えています。

仕事以外に、出会えた素敵な友人を大切に、、、、、気持ちの良い時間をこれからも過ごしていけたら幸せですね。