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涙もろいは、素敵なこと

この時期、お休みの日に家の近くを散歩していると、これから結婚式に参列する方々や、また逆に式やパーティ帰りの方などを良く見かけます。
皆さん、楽しそうにいそいそと歩いている姿に、なんだかほほえましさを感じます。この年齢ですから、友人の式に参列すると言うよりは仕事の関係の方にお招きを受けて出かけてみると、かなり自分が結婚した当時とは違う内容や、場所、ドレス選びに驚くことがよくあります。またその表現方法は違っていても、誰にとっても一生に一度の大切な日。その場にいると、皆さん一人一人の思いが伝わってきて、私まで幸せな気持ちになる感じです。

そして、若い頃と全然違うのが、何故だか涙もろくなり、時には親御さんの気持ちになってみたり、その二人の幸せそうな顔がやけに心に響いたりと、目がしらが熱くなることが多くなりました。
昔なら、何でも自分が自分が、、とまるで自分一人怖いものなし、しかも一人で生きているような我侭さや人の優しさや痛み、自分に対しての親の思いなどに左右されないようなところもありましたが、最近ではその逆。なんだか、心に響くこと、染みわたることの多いこと。今頃になって、あの時の母の笑顔や父の照れくさそうな顔の裏に隠された思いや気持ちが思い出されて、ほろほろとしてきてしまうこともたびたび。
そして、この間も書かせていただいた中学の時の同窓会で、近況や友人との思い出話をしている時に、涙ぐんでいた仲間のことが思い出されて、、、年齢を重ねると人は鈍感になるとか?感じにくくなる?動じにくくなる?なんていう人もいたけれど。その反対だなー。なんて感じています。

自分の中の引き出しが年齢や経験と共に増えている、時には涙もろくなってしまうような人(私もその一人ですが)も多いのでは、なんてあらためて自覚しています。
そして、いつまでも自分の中の喜怒哀楽=笑う、怒る、泣く、などをなくしたくない自分がいます。
涙もろいことは、良い年齢を重ねていることなんじゃないかなーなんて、自分勝手に理解したりして。

皆さんはどう思いますか?

Comments [2]

こんにちは、MIDORIさん。 私は40歳過ぎた辺りからずいぶん涙腺が緩くなったと自覚しました。 ある音楽や旋律が昔から好きで、それを聞いたときには40歳前は何かしみじみとした気分になったりしていたのですが、最近ではぼろぼろっと涙が不意にこぼれたりして困ります(苦笑)。 もう、映画や実話のドキュメンタリーなんかはイチコロデス。。。 でも、涙するということは、やっぱり自分も人なんだと感じさせてくれる瞬間ですし、「なんで泣くの我慢しなきゃなんないの?」って開き直れる図太さ(年の功?)も近頃は身につけてきましたし、この世に生を受けたとき泣くことから始まったのですから、これからも命ある限りしっかり楽しんで涙したいと思っています。こ

こさん
メールをありがとうございます。
良かった私だけではないみたいで、、、、涙もろいのは(笑)
でも書いていただいたように、素敵な涙を流せるように、またそれはきっと幸せに頑張って生きている証と思えるように、お互いに生きていけるといいですね。
また、何か気がついたことがあれば是非ご連絡下さい。

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