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やっと再生できそうです、、、、

みなさんには、何度かお伝えしていました、母の実家の和菓子屋、壺屋の再生プロジェクト。

本業とはまったく違いますが、この4年間試行錯誤をくり返しながら、取り組んできました。



本職ではない、美味しいものを作るという作業は本当に難しく、半歩進んでは二歩下がる(笑)、、、そんなことの繰り返し。

母も、そして本当に和菓子つくりに取り組んでいた祖父もいないこのような状況では、何を作るのか?も手さぐりの連続。

美味しい?懐かしい?も自分の味覚、感覚が頼り。

毎週繰り返される、朝一番の9時半からの和菓子の試食会が時は楽しく感じたり、つらく思えたり、、、の数年間。

それでも、あきらめずに続けてこれたのは、母が私に何度も言い続けた、戦争さえなければ美味しい和菓子を作ることができたのに、そして今の時代なら女の子でも家業が継げたのにの一言。

その上、子供の頃おじいちゃんの作ってくれた、おはぎや寒天、お団子が本当に美味しくて、きれいで。

彼の手先の器用さに何度も関心したことを思い出したからかもしれません。



その壺屋の和菓子が、、、やっと成田の第一ターミナルにある天正堂というオリエンタルなお土産屋さんに並びます。



かわいい風呂敷に包まれた2種類の懐中しるこは、どこでもお湯さえあれば楽しめる、今で言うスープスイート・・・・???



老若男女、国籍を問わず、疲れた時に元気をくれるし、昔のように、暑気払いとしても体にやさしい逸品です。



そして、先週はそんな壺屋の懐中しるこの撮影会。



何もかも、手作りですが、皆さんには誰よりも早くお見せしますので、海外に行かれる時にでも旅のお供に是非、試してみてくださいね。



よろしくお願いいたします。



壺屋当主 MIDORI

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