MESSAGE

静かな心、、、

日本人は何故、仏像が好きなんでしょうか?
そんな会話を友人とかわしたことを思い出しました。

という私も忙しくて時間に追われている時、また逆に少し時間ができた週末になると無性に仏像、神社、お寺に行きたくなる自分がいます。

先週も上野で開催されている興福寺の仏頭展にでかけてみました。

お休みということもあり、かなり混んでいましたが。
仏頭の前に立つとなぜか、心が落ち着きほっと溜息をつくような、、、そんな感じ。

その日の自分の気持ち、コンディションにより優しく微笑んでいるように感じたり、戒められているように感じたり、、、対面した時に自分の心の中を見透かされるようなそんな瞬間。

何も語らないのに、何故か自分の心の中が一人で語りだす不思議な時間が流れます。

信仰心が自分の中にそれほどあるとは思わない私ですが(笑)、この瞬間は気持ちが、心が落ち着く時間でもあります。

何かを求めて何かに迷って、昔の人はその答えを神社やお寺、仏像、地蔵と出会うことで見出す、そんな習慣を昔から持っていたのかな?なんてこの日も感じました。

永い月日を過ごし、多くの災害や天災、時には争いごとを潜り抜け今の時代によみがえるその御姿は、私たちにきっと何か伝えた、気づいてほしいそんな思いが伝わってくるような。

一時間くらいの時間ではありましたが、静かな心を取り戻せた一日でもありました。

みなさんは、仏像はお好きですか?

131110_1.jpg

※ コメントはすぐに反映されません。公開されるまでにお時間をいただきますのでご了承ください。

このページの上部へ

ARCHIVES