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これからも、頑張れ(笑)。

仲良しのいとこと、久しぶりに会うことができた週末に、彼女の息子君でガラス作家として活動している彼の個展を覗きに行ってきました。

大学生の時にガラスの魅力に心打たれ、富山のガラス学校に通い、作家の道を歩み始めて早20年(笑)。千葉の工房でコツコツと自分の世界観を楽しみながら続けている彼の姿を時々見ながら、やはり好きなことで食べていけるようになるのは大変なんだなーと、いつも気になっている私。それでも、あきらめずに毎日ガラスと奮闘することが本当に楽しいらしく、彼の作品にはいつも自由と楽しさ、そしてオリジナリティにあふれています。

ついつい売れるようにとか、多くの人に支持されるようにしないとダメなんじゃない?と、彼に会うと苦言を呈したくなるのですが、20年近く自分の好きなものを作り続けることはすごく素晴らしいし偉大なことなのでは?と、この日久しぶりに彼と彼の作品を観ながら感じてしまいました。

仕事目線で、どうしたら広く人の心に響くものを作れるのか、また人の心に伝えていく方法は何なのか、売れるにはどうしたらよいのか、、を考えてしまうけれど、好きなものを好きな人に買ってもらう、使ってもらうというのも、正直作り手としてはとても幸せな事かもしれないのでは、思ってしまいました。

何故なら、そこにいた彼、彼を訪ねてきた友人、ガラス仲間やお客様が本当に幸せそうに彼の作品を手にしながら笑っていたから、、、、この時の皆の笑顔が凄くキラキラしていたからかもしれません。

そしてそんな彼らを眺めながら笑顔で楽しく仕事が、物つくりができることは本当に素敵なこと、幸せなことだなーなんて私の心も柔らかくなったようにも感じました。

だから、これからもきっと大変なことはたくさんあるでしょうが、そんな彼を、作品作りを陰ながら応援していこうと心に誓った私です。頑張れ(笑)

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