仲良し従妹のⅠっ子ちゃんは、学生時代から社交ダンス部に入り、自分の結婚式にもご主人とダンスをみんなの前で素敵に踊る、そんな姿を高校生だった私はうっとりしながら眺めていたことを思い出します。
自分の中で部活と言えば、バレボールや陸上という身体を動かし、勝ち負けを競ったり良いタイムを目指したりが普通だと思っていたので、短大に進み社交ダンス部に入部した彼女をすごーく大人に感じて、あの頃はなんだかドキドキしました。
そんな彼女が、子供の手が離れたこと、親の介護がひと段落したということで、再開した社交ダンス。
毎年、夏のこの時期とクリスマス時期には、習っているスクールの発表会がホテルのボールルームで開催されるので楽しみに出かけています。
この週末も、久しぶりにそんな発表会が新宿のハイアットリージェンシーで行われ、ゴージャスなドレスに身を包んだマダムの方、タキシードや燕尾服をスマートに着こなしている先生が、生徒さんと組んで踊る姿に魅了されてきました。
従妹も宝塚のようなメイクで、きらびやかなドレスに身を包み、この日のために練習、準備してきたノクターンを優雅に美しく、そして楽しそうに先生と踊っていました。
身内のひいき目なのかもしれませんが(笑)、年々上手になり素敵に踊る姿に、こちらまで嬉しくて幸せな気分になりました。
この日のために、どのくらい頑張って練習してきたのでしょうか。
遠い昔結婚式で踊っていた時よりも、今の方が威厳も存在感もあって、堂々として、彼女が幸せに生きてきた、そんな時間と重みを感じます。
そして、いつもこの日の彼女のそんな華やかな姿を見るたびに、勇気や元気をもらいます。
好きなことでも、続けることは難しいし大変なこと。
目標を持ちやり遂げたいと思う気持ち、あきらめずに挑戦する気持ちを持ち続けることはもっと大変なはず。
彼女のダンス発表会の帰りは、そんなことを感じながら、私も負けずに頑張らなくてはと、、、思います。
そしてお互いにいつまでも、元気で楽しく過ごせますように。そんなことを祈っています。
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