今年で11年、皆さんと一緒に今の時代を感じるような新しい商品やブランド、お店を作ることに日々楽しくお仕事をさせていただいていますが、日本にこのブランドを持ってきて育てた、Y様に初めてお目にかかることができ、お話することが出来ました。1972年にF社の商品と出会い、その商品が大好きになり、多くの人に使ってほしい、広めたい、そんな気持ちでお仕事をされていた姿、心意気がひしひしと感じられる素敵なお話にも心が震えました。
また、ドイツからも創業者のD様も来日していて、彼女達からもたくさんのお話しや、ブランドに対する熱い思いを直接お聞きすることができ、胸が熱くなるような素晴らしい時間をご一緒させていただきました。そして、私にとってもそんな大切な商品やお店作り、ブランドのネーミング開発などにこの10年以上携われたことが本当に嬉しいと感じる時間でもありました。
何度か訪れた、ホーエンベルグという場所のあたたかくて気持ちの良い空気感。
そして、そのホーエンベルグでこの大切な織物をずーっと守り作り続けているF社の皆さんとDさん。最初に出張に行った時から、本当に優しく迎え入れて下さり、みどりはこれから、この会社で何がしたいの、どんなものを作りたいの、日本でのマーケティング戦略についてはどう考えているのと、、、みんなが寝静まった後も、Dさんと二人でホテルのバーで語りあったあの日。初めて会った時からまるで昔からずーっと知り合いだったような、仕事を通じてではありましたが、心や気持ちがつながったと感じた幸せな瞬間でした。
私にとってDさんは、10年以上前のあの日から、大切な仲間、先輩、友人、同志になりました。
あれからドイツに行くたびに、ますます彼女の優しさや強さ、そしてブランドを守り愛する姿勢に何度となく私も勇気をもらい、F社のことが、ここでの仕事が本当に大好きに大事になっていきました。
今回はそんな素敵な彼女に加えて、日本へF社を紹介したY様にもお目にかかることができ、このブランドや一つ一つの商品に対するより強い愛を感じ、この仕事に関われたことが本当に幸せだったと感じました。
人は一人では仕事はできません。たくさんの人と手を取り合って、夢に向かって、一歩一歩進んでいくことが大切ですし、それができるような人、環境、同じ想いの人が集まってこそ夢やビジョンが完成するのだとつくづく思いました。
大好きなブランドを、大好きに思っている素敵な人たちと一緒にお仕事が出来ていることを心から嬉しく思うと同時に、ますます頑張らなくてはと、、、、強く感じた時間でした。


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