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たまには、深酒してみたいそんな気分の夜でした。 そのわけは、友人が始めた美味しいお店に出かけ、そこで昔からの友人と再会し、いろいろな自分たちとの仕事の歴史やこれからやりたいことを話していたからでしょうか? みんな若い頃は、必死に自分の夢ややりたいことを探すことにもがき、悩み苦しんでいたものですが、今や40代後半から50代にさしかかり、自分の仕事をもう少し違う方法や何か人のために社会の為に役だてたいと思っている人がとても増えてきているということを、その夜、皆...

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独立してから、一番大変なことが、仕事をいただいたときにそのギャランティを決めることだと時々感じています。好き、嫌い、楽しい、大変などその時に感じることはさまざまですが、やはり遊びではないので、その仕事に対する対価を決めなくてはお互いのやりがいも生まれませんし、評価もなかなか形として見えてこないものです。 ですが、そこは難しいところで、今はもともとお話が来た時にやってみたい、お手伝いできそう。とそこである程度自分の中ですみわけしてしまうので、ある意味お金は...

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私は外食のときに、わがままを言わせていただくことがいくつかあります。 それは、どこのお店でという訳にはいきませんが、もしもそのお店に、カウンターがあればその席に座らせてくださいと、お願いすることがあります。 その、訳はカウンターに座ることで、そのお店で料理を作っているシェフの方の手元が見られることが何しろ楽しくてたまらないのです。 そして、そのお店のお料理が高い?安い?に関係なくお客様に出すときのタイミング、また盛り合わせ、などその方の拘りが本当に響いてき...

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今回、ある雑誌の取材でこのテーマをいただきました。 みなさんには何人そう呼べる人がいますか? 私には幸せなことに二人、そう呼べる人がいます。さらに幸せなことに一人の彼女とはなんと25年もの間、そのような良い関係が続いています。 お互いに忙しかった10年ぐらいは離れていた時期もありましたが、この10年ぐらいはよくご飯や買い物、そして一年に一回ぐらいの旅行とまるで家族のような距離感、何でも言い合い、相談しあい、時には励ましあいながらの素敵な関係です。 仕事は...

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近頃、私のマイブームはなぜかニューヨーク。 この10年近く常にイタリアに向いていたいろいろな気分が、表参道に出来たラルフローレンを見てから、あのニューヨークのマジソン街をミニスカートとスニーカーで歩いていた自分が妙に懐かしく感じられて仕方ありません。 そして、ファッションもなんとなくトラッドでプレッピーな気分。 マリンテイストや、チルデンセーターがやけに新鮮な感じです。 イタリアのミラノとは違い、闊歩して歩く、脇目もふらず、まっすぐに前を見て生きていかなく...

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お料理つくりは私の気晴らしの一つ。ほっとしながら、楽しんでいます。 忙しさを理由に外食や打ち合わせご飯が続きます。 若い頃はそれが楽しくて、嬉しかった時期もありましたが、今は週に3回ぐらいに抑えるようにして、他の日は家で自分なりに日ごろ外食では食べられない煮物、魚や、野菜中心のお料理つくりを楽しんでいます。 時間をゆっくりかけなくても、今のスーパーには本当に便利なものが多くて少し手を加えれば自分なりに好きな味のお料理ができるから嬉しい感じです。 また、そん...

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素敵な言葉

素敵な言葉でした。 ファッションは雑誌や映画などを見て真似すること、 スタイルとは自分でつくるもの。 何だか、本当に心からうなずいてしまった、そんな言葉でした。 先日、N.Y.から来日された素敵なお店を何十年もやられている方のある雑誌でのインタビューで聞いた、重くて強い言葉。 確かに私もいつの頃からか自分なりにそんな風に感じてはいたのですが、ここまではっきり言い切られると、とても気持ちよくこれからの自分の目標がまた一つ明確になったそんな感じでした。...

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お店つくり

お店作りは楽しい、商品選びはうきうきする。 最近私の仕事に増えたことの一つ。 商品が出来てからお手伝いするのももちろん好きですが、やはり最初から関わると余計にその商品のこと、歴史、デザイナーの人の夢、思いなどが分かって嬉しくなってくるから不思議なものです。 なぜその色、何でそんな形、長さ、細さなど、気になること、知りたくなること、拘ることだらけ。 でも、いつも最後は自分が好き・嫌い?欲しい。持ちたい?着てみたい?と自問自答が始まります。 売れることは確か...

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桜の時期が来ました。 日本に生まれたことが嬉しくなるようなこの季節、はかない一瞬のために美しく輝く桜を見ていると、自分もその日そのときを大切に生きていきたいと心から思います。 海外での仕事を始めてから16年、外から日本を見るようになってから自分が気づいたこの国の美しさ。そして、人もその時々に輝きを忘れずに暮らしたいと何度もいろいろな場面で気づいたものです。 その頃からでしょうか、私はそういう自分とは逆に夢追い人、現実からの逃避をやめるようになりました...

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めぐり会えてよかったねと、一生のうちに一人でも一回でも言われたら、思える瞬間があると嬉しいですね。仕事でも、また友人でも、もちろん愛する人になら、より一層そう言われたらいいですね。 今日も、ある会社のイベントのお手伝いをさせていただき、そこで多くの方に初めてお目にかかることがありました。 イベントの最初は皆さん初対面、緊張や好奇心、そしてなかなか気持ちが開けない、場になじめない、そんな感じ。 でも時間が流れ、話を聞き、食事をしたりしていくうちに、だんだん...

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